バッファローの全録が2012/3月に延期され、PTP SPIDER PROも延期になった。
こう次々と延期されると、裏になんかあるんか?とふと思ってしまう。

まあ、何もないとして、バッファローの延期理由が開発遅れ、PTP SPIDER PROの延期理由が「
『全録』だけではテレビは私たちの考える『新しいテレビ』を実現するにはほど遠い」ということらしい。

バッファローのほうは内情が見えないのでコメントしようがないが、PTPのほうに少しコメントしたい。
PTPの社長の有吉さんが、全録だけではテレビは楽しくならない、ソーシャルメディアと絡めていきたい旨をWebに書かれていた(PTPのSPIDERのサイト )。

もちろんこれはこれでわからなくない。
でも、忙しいオトナ、最近はコドモだって忙しい。これ以上テレビを見る時間が取れるんだろうか。
個人的には99.9%がディスクの肥やしだって、見たい番組が1本でも撮れてれば構わないっていう贅沢思考なんだけど、世の中の大半の人は見ないものを撮るなんて無駄無駄という意見が大半ではなかろうか。こういう時代にいくらソーシャルから情報を得たとしても、テレビ見る時間は増えないんではないかと思う。
ソーシャルだって最近はあまり信じちゃいけない。親友の意見の出所が商用トラップってことも十分にあるのだ。

そんな時代だ。
元XVideo Station使いから言わせてもらうと、全録の良さってのは買って使ってみないと、いくら説明してもわかってもらえないのだ(対コストパフォーマンスっていう意味でね)。

まず発売することの方が重要だったんではないかと思うんだけどね。