またふと思い立って、AHCIである。

最終的には視聴に専念させようと思っている、pieta。
shuttleのSD39P2ベアボーンであるこのマシンを、IDEからAHCIに変更しようとまたごそごそ作業をしてみた。

暫定録画マシンではあるものの、あまりにもディスクが少ないので、10本ほど買ったHGSTの1本をこいつにつないだのだ。普通に録画するぐらいだったら、この2TBが一本あれば十分である。

いまなにか困っているわけではないのだが、なんかの拍子に検索に引っ掛かった。

「HGST友の会まとめ - XPのIDEモード速度低下現象」

このサイトを見ると、

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AHCI、または外付けで使うか、OSがVista以降ならば問題はない。
2009年12月以降生産分のHDS722020ALA330はファームウェアが新しく(28A)なっていて改善されている。
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一応ファームウェアのバージョンを調べてみたところ28Aであったため、それなりに改善されているようだが、このサイトの情報では、あくまで改善であり、完全に問題わけではないとも読める。
せっかく録画してる番組が、ディスクが遅いのでDropしたりしてもなんだかいやなので、気が進まないこと80%ぐらいであるが、AHCIに設定変更してみることにした。

なんだか前にトライしたけど上手くいかなくて諦めたような感じもするが、まあ日が変わればうまくいくかもしれないしと再度挑戦してみる。




だめだす。。。

F6用ドライバを強制的にインストールしたあとに、BIOSの設定をAHCIに変更して、Windowsを再起動。
物の見事にブルーバックだ。

そもそもICH7近辺のチップセットがAHCIをちゃんとサポートしているのかが今ひとつわからない。

今日は諦めて、録画ファイルがドロップするようであれば、何かしらの対策を考えてみることにする。
しかし、なぜドライバをロールバックしなくても動くんだろうか。BIOSの設定だけ戻したら普通に動いているように見える。

と、ここでぴきーんとひらめく。

もう一度Intelのサイトから、F6ドライバをダウンロード(物は、F6 インストール用 64 ビット・インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー・ファイル 2010/03/23 9.​6.​0.​1014である)。
そして何度かくじけかけたが、結局、

デバイスマネージャで、「プライマリIDEチャネル」のドライバを強制的に更新。具体的な手順としては、先のF6ドライバディスクを展開したディレクトリを指定し、その後のリストからIntel(R) ICH7R/DH SATA AHCI Controllerを設定。

そして、BIOSの設定をAHCIに。




!!! Windowsログイン画面キター。経験的にここまでくればほぼ問題無い。
このあとHDDやDVDが次々と新しいデバイスとして認識され、念のためここでもう一度再起動。

ほっと胸をなでおろす。うまくいきました。
何をひらめいたのかはちょっと謎だが、Windows XPでのIDE->AHCIの変更も3台目なので、なにか頭の中に残っていたのかもしれない。

懸案の一つが解決され、なんかちょっと嬉しい。