いつもお世話になっております。

町田福祉園のスタッフです。

 

先月の末に、小学3年生になる娘の運動会に行ってきました。

娘が小学校へ入学した年には、すでに新型コロナウィルスが流行っていました。

新しい学校のルールの下、色々なイベントが開催されており、運動会に関しても

他学年の競技や演目は、教室のテレビで観戦をするといったルールで行なわれていましたが、今年は全学年が外に椅子を並べ、間近で応援をすることが可能となりました。

いわゆる、私たちが想像する「普通の運動会」です。しかし、子どもたちにとっては「本当の運動会」に映ったようで、低学年の子どもたちが、高学年のお兄さん、お姉さんたちの奮闘ぶりに「運動会って、こんなに楽しいの!?」と言わんばかりに、力いっぱいに大きな声で声援を送る姿がとても印象的でした。

先月、町田福祉園でもみのり祭が開催されました。

4年ぶりにご家族様や地域の方々をお招きできる「いつものみのり祭」となりました。

雨の中ではありましたが、ご利用者様とそのご家族様が模擬店や体育館ホールでのステージを、一緒になって楽しまれている姿を見て、雨に降られれる中ではありましたが、心は晴れて温かくなりました。

そして、ステージが進むころには、奇麗な青空も見えてきました。

「普通」や「いつも通り」という言葉は、味気なく面白みにかけてしまうように思われますが、この「普通」や「いつも通り」が当たり前にならなくなった今だからこそ、

この言葉に潜む、大きな意味に気付かされました。

特別であること、感動的な非日常であることも大切なことですが、これらも全て「普通」や「いつも通り」の上に成り立っているのだなと感じます。

 

そのような素敵な気付きを与えてくれた子どもたち、ご利用者様とそのご家族に

感謝です。これからも「普通」でいられるように励んでいきます。