こんにんちは!
町田福祉園スタッフです
はやいもので、9月も半ば…。
あっという間に?!夏休みも終わりましたね。
夏休みの終わりの風物詩。
それはいつの時代も変わりません・・・。
宿題の追い込みです。
中学生の娘は、その期待を毎年裏切ることはなく、
ぎりぎり追込み型のやっつけ作業のごとく、
宿題を終わらせるために引きこもっておりました。
(・・・冷房の電気代がばかにならないから、できれば塾の自習室に
行ってやってほしい・・・←親の心の叫び)
さて、そんな娘ですが、意外にも読書が好きで、
読書感想文だけは早く終わります。
いわゆるナツドク=夏の読書。
・・・・そんなふうに訳すの??
中学生になると、もう大人の本でもよいらしいので、
自由に本を選べるそうな。
今年、娘が選んだ一冊。
・・・私も思わず読みだしてしまった一冊。
けっこう静かに心にのこりました。
それがこちら。
「1年間のボランティア」
そんな人生の寄り道もある V365 若者たちの物語
三原聡氏・著
出版は今から9年前のもの。簡単に説明しますと・・・。
社団法人日本青年奉仕協会の事業で行われていた
「青年長期ボランティア計画」というもの。
応募してきた18歳から30歳の若い人たちが
1年間、全国各地の施設・団体へボランティアとして
派遣され活動するという取組でした。
その歴史は古く1979年から30年以上続いた事業です。
現在は資金難によりこの事業廃止されたようです・・・(^_^;)
この本の内容は、そのボランティアを経験したOB・OGの
その後を著者がインタビューしまとめたものでした。
自費で述べ3年以上、足を運んで取材しています。
(著者もその長期ボランティア計画の参加者のおひとりです。)
・・・娘の感想。
母が障がい者施設に勤務していて、ボランティアに興味があった。
内容はボランティアの本というより、
悩んでいる人たちのインタビューだった。
わかりやすくて読みやすい。
ボランティアに参加したからといって、
その道に進む人もいれば選ばない人もいて、
それでもいいんだと思った。
大人でも迷って悩んでいて、それでも生きていく。
嘘っぽくなくて、暑苦しくない表現がよかった。
大人でも悩むんだから、中学生が悩むことも当たり前なので
親も先生ももう少し静かに進路を見守ってほしい。
うるさすぎる。
おねがいだから、学校への提出はもう少し表現を変えてください・・・。
(;^_^A
みなさんもハマった一冊はありませんか??