4月1日付Japan Newsパリ発ロイター「フランスのルペン党首は汚職で有罪となる」を読んでみました。
<フランスの裁判所は3月31日極右のルペン党首にEUの資金の使い込みで有罪の判決を下した。有罪判決でルペンは2027年の大統領選の立候補が出来なくなると見られている>
<31日の午後にどのような罰を受けるのかの評決が決まるが、フランスにおける政治をひっくり返す影響が出る。ルぺンは極右の国民連合(RN)の党首であり、世論調査では2027年の大統領選挙では先頭ランナーとなっているからだ>
<検察官は有罪が確定すればルペンは即座に公職に5年間はつけないことを要求している。控訴のプロセスは無視され、暫定的な執行の規範に従うことになる。裁判官は監察官の要請を採用したり、調整したり、無視したりすることが出来る>
<自動的に5年間の被選挙権が停止がされれば56歳のルペンは2027年に3回目の挑戦者になることが出来なくなる。ルぺンはこれまで2027年が最期の挑戦だと言ってきた>
政治の世界は一寸先は闇というが、文字通りのことが起こった。これで政治が安定するわけではなくかえって混迷を深めることになりそうだ。