7月7日付Japan Newsドバイ発AP「ペゼシュキアンは諸勢力と上手く距離を取り、イラン改革派の絶妙な力を見せる」を読んでみました。
<2022年のマーサ・アミニが亡くなってから、イランの議員であったペゼシュキアンは『ヒジャブを身に着けていないということで少女を逮捕しその遺体を家族に返すと言うことはイスラム共和国であってはならないことだ』と書いている>
<数日後、全国的な抗議とすべての異議が押さえつけられる弾圧が続き、最高指導者が侮辱され、社会に長く続く怒りと憎しみしか生み出さなかったと警告を発した。大統領候補のペゼシュキアンの政治的なスタンスはイランのシーア派の政治体制の中の改革派でありながら、最高指導者のハメナイ師の体制に変化を求めながら決して逆らわないと言う二面性を保っている>
<6月28日のイラン大統領選挙は歴史的に低い投票率で、ペゼシュキアンは16百30万票を獲得し、対する保守強硬派のジャリリは13百50万票を獲得したため決選投票となった。ペゼシュキアンは今や大衆の何年もの経済的な苦痛と彼が変化を約束した血なまぐさい弾圧への怒りに確信を持って対処しなければならない>
イランも国内的には難問山積のところにイスラエル問題を抱える。健闘を祈る。