6月22日付Japan Newsワシントン発ロイター「米国の見解:ウクライナはロシア領内での米国供与の武器使用が可能。自国領のハリキウ近くに限るものではない」を読んでみました。

 <ウクライナは米国が供与した武器でロシア軍を攻撃することが出来る。ロシア軍は国境を越えてウクライナ軍に攻撃しておりウクライナ領のハリキウに近いロシア領に限るものではないと国防総省は20日に述べた>

 <先月、米国のバイデン大統領はウクライナ政府に米国供与の兵器でロシア領内の軍事標的を攻撃することを容認した。しかし米国政府は同時にバイデン大統領の決定はウクライナ東部のハリキウ地域に国境を接するロシア領内の標的に限定されると述べていた>

 <国防総省の広報官であるライダー空将は政策に変更はないが、ウクライナのロシ軍への攻撃はロシア領内の場合ハリキウ地域と限定はされないと述べた。『攻撃を受けた場合反撃する能力はこの政策で決めたものではない。ロシア軍が国境を越えて攻撃してきた場合、ウクライナ軍がロシアの地上軍へ反撃するために米国提供の火器を使うことはできる。まさに自衛が目的であり、反撃することはことは理解される』とライダー空将は述べた>

 米国は今まで長射程の火器をウクライナからロシア領内に向けて発射することに慎重であったが、制限解除に動いた。理解は可能である。