6月19日付Japan Newsエルサレム発AP「ネタニヤフの戦時内閣の解散で停戦交渉はどうなる」を読んでみました。

 <イスラエルのネタニヤフ首相は17日彼の戦時内閣を解散した。イスラエル・ハマス戦争への影響と一体化する動きでガザ地区での停戦が近いうちに実現する可能性は小さくなった>

 <ネタニヤフ首相は政治的なライバルとなるガンツ氏が3名の戦時内閣から身を引くことになった数日後に停戦のステップについて声明を出している。ガンツ氏は退役将校で議会の議員でもあるが、より穏健な意見を言う人物とみなされていた>

 <主要な戦争の政策は今やネタニヤフ首相の治安内閣で唯一承認されることになる。治安内閣は米国による停戦案に反対し戦争を推し進めたいと思っている強硬派が支配する大きな組織体である。ネタニヤフ首相は内々の仲間と特別な会議で決定について相談すると思われているとイスラエル高官は匿名で述べている>

 <『ネタニヤフ首相は全てのことを自身で、または彼を脅かさない人物とだけで決めてゆきたいと言うことを意味する。そして彼の関心はゆっくりとした消耗戦である』とイスラエルのヘブライ大学政治科学部のラハット議長は述べている>

 穏健派が抜けて戦時内閣が解体されることはどう考えても危険な気がするのだが・・・・