6月13日付Japan Newsポルトープランス発AP「ハイチ政府はギャング団の暴力行為が続く中、新内閣の閣僚を指名する」を読んでみました。

 <ハイチの暫定評議会は11日新内閣の閣僚を指名した。政府がギャング団の包囲の下で国をリードする再建策についに踏み出した。政府のマルセラス広報官は新内閣とその閣僚を確認したと述べた。首相のギャリー・コニーユの代理人であるカルロス・ヘルキュレスは法務・治安担当相に指名されている。コニーユ自身は先々内務相になる予定である。ジャン・アントワーヌは防衛相になる>

 <ハイチ政府はギャング団と戦っており、ギャング団が首都ポルトープランスの少なくも80%を支配下に置いている>

 <数週間にわたりギャング団が協調して攻撃を仕掛けてくるためアンリ前首相は4月に退陣に追い込まれ、内閣も瓦解した。銃を持った男たちが警察署を支配下に置き国際空港に火を放ち3か月近く閉じたままになっている。二つのハイチ最大の刑務所も急襲された。今年の初めの三か月で2,500人以上が殺されるか負傷している。50万人以上が移住している。ハイチは国連が支援するケニヤからの警察軍を数週間以内に受け入れる予定である>

 <コニーユ首相は暴力行為を抑えると誓っている>

 およそ国家の態をなしていないが、ハイチへの支援体制が見えてきたようだ。落ち着けばよいが。