5月11日付Japan Newsワシントン発AP「米中は中国の不法移民の国外送還で協力を再開する」を読んでみました。

 <中国政府と米国政府は米国に不法に入国した移民の送還で協力することを静かに再開した。米中は昨年の後半カリフォルニアで両国の代表が会談して米国から送還する協定を再開し拡大することで合意した>

 <中国は2022年8月に協定を中断していたが、米国ではメキシコ国境を越える中国の不法移民がドラスティックに急増していた。2023年にメキシコ国境を越える中国人は37,000人以上が逮捕され、対前年比10倍に達していると米国の国境管理当局は述べている。更なる不法移民による緊張の悪化は大統領選挙に影響しだしている>

 <今週AP社に送られた声明では中国外相は中国政府が米国との移民問題での管理強化について対話と協力を維持するつもりであり、中国籍が確認された人間の送還を受け容れると述べている>

 長引く不動産不況で今後とも不法移民が中国から多数流出する恐れがあるが、日本の備えはあるのだろうか?