あなたがいない明日を、

あなたがくれた強さで生きる。

<映画『マイ・ベスト・フレンド』キャッチコピーより>

 

 

いつも読者の皆さまやブロガーさんの記事を楽しみに徘徊しておりますが笑、

 

なかでも胸を打たれてしまうのは出逢いや別れ、育児や介護、生活の営み。

 

家庭や職場や学校での日常や思わぬ出来事、趣味で得た専門的な知識など。

 

些細な喜びや疑問や愚痴でもグッときますよね、本音に触れる気がしますキラキラ

 

飾らないのが好きなんで♪

(自然体がいいね〜)

 

今回ご紹介する『マイ・ベスト・フレンド』は美談と呼ぶべき物語でもなく、

 

頭でわかっていることがその通りに整理できないと人はどうなるんだろう?

 

そんなテーマを現実的な女性たちの友情を通して考えさせてくれる感動作えーん

 

・・の筈なんですが、

 

元気を出さないで青い顔してたら前にも進めないのは誰でも知ってるからさ。

 

ボクも父を癌で失ったし様々な形で大切な友達も何人か亡くしましたけれど、

 

鑑賞しててもどこか白けた気分になるのはどうしてか自分でもわかりません汗

 

時間がかかるってこと♪

(放っておこうぜ)

 

なのでオススメしてみたいのです〜皆さんならどう感じるのか興味があって音譜

 

ミリーとジェスは子供の頃から喜びも悲しみも共有できる親友同士。やがて奔放で行動的なミリーはバンドマンだったキットと子供を育て家庭を築く一方、堅実なジェスは独身を貫いているが整備士のジェイゴと愛を育んでいた。お互いに申し分ない伴侶と穏やかな生活を営んでいたが、2人の友情も変わらず確かなものだった。しかし、ミリーの健康が侵されていることが明らかとなる。心身のバランスを蝕まれていく彼女とは裏腹に、不妊症に悩んでいたジェスは念願の子供を身籠もる。これまでの生活を崩したくないミリーは勤めて明るく振る舞うが、それを支えながら自らの悦びを伝えられずにいるジェスはジレンマに陥る。ミリーは酒に溺れるようになり、あるまじき一線を超えてしまったことにジェスは失望し、友情も次第に溝を深めていくのだが・・・

女がわかってないのね、パパ。

<映画『マイ・ベスト・フレンド』より>

 

 

うん、きっとこれがアンサー。。

 

2人のヒロインはそれぞれ理解あるパートナーに恵まれてはいるんですよ、

 

ただ女性特有のセンシティブな領域にはなかなか想像力が及ばなかったり〜

 

監督も女性だし物語も終始女性視点なのでそういう意味でもオスは蚊帳の外ハートブレイク

 

実はこの作品を勧めてくれたのは妹みたいに可愛がってる学生時代の後輩で、

 

どうやら鑑賞後に親友が心配になって遠路はるばる会いに行ったとのこと乙女のトキメキ

 

オンナの友情♪

(未知の世界)

 

いやいやいやボクは“男女の友情”も成立する派だし選んで友達になれないし、

 

別にそれが男同士でも女同士でも友情に違いなんてそんなにあるのかなww

 

ところがその後輩いわく、

 

・・違うらしいガーン

(こえーよ)

 

まぁなんだかよくわかりませんけれども笑、

 

例えばベビーカーや車椅子を押して外に出ると親切な人が手伝ってくれたり、

 

自分も困っている人にはお節介を承知のうえで咄嗟に手を差し伸べるでしょ?

 

なのに身近な家族や友達には気ごころが知れているなんて勘違いをしてたり、

 

変な遠慮したり照れ臭かったり当たり前の存在みたいに思い過ごしたりして、

 

実はSOSをキャッチしてないってことありませんかはてなマーク

 

『マイ・ベスト・フレンド』は不器用な作品だけどちゃんとそこも描いてて、

 

後輩がどうしてボクにこれをオススメしたのか色んな意味で心配になったガーン

 

難しいよね〜トモダチ♪

(考えすぎ)

 

 

■お気入りのキャラ:タクシードライバーのアクメット!

 

国王として守るか。

ヒーローとして戦うか。

<映画『ブラックパンサー』キャッチコピーより>

 

 

絶賛公開中のこの作品、

 

どうも興味が湧かなくてスルーしちゃってる方々などいないでしょうかw

 

実は先月から公開された米国での興行成績が『ワンダーウーマン』を超えまして、

 

従来のアングロサクソン系ヒーローが陳腐化する社会現象にまでなっています〜

 

その嘘ホント?

(確かめようぜ!)

 

というわけで、あんこう鍋でサクっと晩酌を済ませてレイトショーへGO!音譜

美味しかった♪

(続けたまえ)

 

いやいやいや映画のお話に戻りますけれども笑、

 

先日の第90回アカデミー賞4冠『シェイプ・オブ・ウォーター』も上映中ですが、

 

確かに『ブラックパンサー』の方は“タテマエ的に”ティーン向け!しかも、

 

ブラザーだらけww

(ファンキー?)

 

キャストの身のこなしビックリマークファッションビックリマーク音楽ビックリマーク部族のダンスビックリマークたまりませんネ乙女のトキメキ

 

ボクはDJ遊びや踊るのはハウス、トランス、ドラムンベースが大好きなんですが、

 

どのジャンルでも根底にアフリカンの魂が息づくものは超リスペクトしています音譜

 

監督が『クリード』の若き才能ライアン・クーグラーだったのも期待通りでした、

 

同作で主演したマイケル・B・ジョーダンは今回ヒールだけど安定のイケメン拍手

 

他にも『ウォーキング・デッド』のミショーン(ダナイ・グリラ)が出演してたり、

 

『ローグ・ワン』のフォレスト・ウィテカー、そしてアンジェラ・バセット・・!

 

古い映画だけど『ストレンジ・デイズ』の彼女もクール・ビューティで印象深いキラキラ

 

なにこれ胸熱!メラメラ

 

アフリカの小国ワカンダは未知のパワーを秘めた隕石“ヴィブラニウム”に恵まれ、最先端のテクノロジーを生み出す一方で国際社会には明かさず独立性を保っていた。ワカンダ王を継承したティ・チャラはヴィブラニウムが武器商人によって国外へ流出したことを知り、それによって世界が混乱することを深く懸念する。しかし、その取引きを阻止しようとするなかで先代の王がもたらした一族の悲劇を知る。ワカンダでは、伝統とヴィブラニウムを守ろうとする者と、愚かな外の世界を統治しようとする者で二分していく。そこへ始末した武器商人を手土産に、王家の血統を名乗る男が現れた。若き王ティ・チャラは、果たしてこのままワカンダを治めることが出来るのか。そして世界中に溢れている惨事に対し、どのように向き合っていくのか決断を迫られていた・・・

人類はそれぞれの違いよりも、

共通点の方が多いのです。

<映画『ブラックパンサー』より>

 

 

さてさて辛口トークに突入しますけれども笑、

 

分別のつく社会人の皆さまには気を悪くなさらずご理解をいただきたいのですが、

 

お察しの通りこれは黒人も白人もキッズもオトナも満足できる巧妙な作品でして。

 

マーベルだユニバーサルだディズニーだと鑑賞すればそれだけでも楽しめますよ〜

 

しかもレッドネック(労働者層の白人)や保守層のインテリも黙って本作を高評価、

 

そこにはちゃんと裏メッセージがあるからですねー

 

“君たち野蛮人はつまらない伝統なんかを大事にして身内で殺しあってきた、そんなことはもう辞めて新しい世界にすべてを託してみたらどうだろう?あ、それと移民はもう間に合ってるし子供は故郷へ連れ帰ってくれるかい♪”

 

って意味でしょ?平和に暮らす人々の土地へ土足で入り込んで、

 

定規で線を引いたようなバカ丸出しの境界線をアフリカに設け、

 

それが原因で今も紛争や飢餓が絶えなくて慈善活動で善人ヅラ、

 

相手を丸裸にするのみならずお宝まで根こそぎ頂戴してきた方々のロジックで。

 

この『ブラックパンサー』は監督も役者も黒人ですけれども、

 

製作したのも資本を出したのも、それは彼らではないんです。

 

これでハリウッドの白人支配やホワイトウォッシュの批判も暫くスルーできるネ!

 

黒人もマイノリティも喜んで映画館へ来てくれるし流石のディズニー配給すごいラブラブ

 

ボクたち現代人は片目では姑息な印象操作を油断なく検証してないと危険かも〜

 

まちだけん久々にハイレベルな“娯楽映画”に出会えましたよ、

 

遠慮なく噛み付きたい♪

(ディスってる?)

 

 

■お気に入りのキャラ:シュリ!

右矢印公式サイトはこちら♪

 

ーーーーーーーーーーーーーーー<キリトリ>ーーーーーーーーーーーーーーーーー

おまけ

必見!エンディング・テーマ曲のPVが秀逸花火

かっけーーー!!!

Kendrick Lamar,SZA / All The Stars

 

映画史上最大の大叙事詩!

<映画『バーフバリ 王の凱旋』予告編より>

 

 

むかーし昔まだ未成年だった頃のまちだけん、

 

夏休みを利用してフラッとインドへ1人旅した時のこと〜

 

調子にのり『ガンジス河でバタフライ』より一足先にガンジス川へ飛び込んで笑、

 

久美子ハウスのシャンティさんからこっぴどく叱られてショボくれてましたとさ汗

※良い子は真似をしてはいけません

 

後日、

 

沐浴や火葬を行うガート(親水所)から程なく離れた川辺でチャーイを飲みながら、

 

“彼岸の地”と呼ばれる対岸を眺めていると片足のサドゥ(修業者)が近づいてきて、

 

背中にナイフが刺さったままの遺体が川を流れていくのを無言で一緒に見送った。

 

すると彼は独り言のように身の上話を始めたので、

 

ボクはどうしてサドゥになったのかを訊ねてみた。

 

どうやら思い詰め死んでしまおうと鉄道に身を投げたが死にきれなかったらしい。

 

片足はその時に失って急停車した列車から降りてきた貴婦人が介抱をしてくれた、

 

自分はそこで生まれ変わり神に身を捧げていくことを誓った・・とのこと。

 

それいつの話?と聞いたら遠い目をして、

 

「・・400年前だ♪」

(キテんなこいつヨーダかよ)

 

 

というわけで笑、インドでは400年以上前から鉄道が通っていたようでして、

 

寿命も我々地球人とはかけ離れていることもおわかり頂けたと思いますww

 

今回オススメするのは摩訶不思議なインドの大叙事詩を映画化した意欲作で、

 

前編『バーフバリ 伝説誕生』と完結編『バーフバリ 王の凱旋』の二部作構成!!

 

インドあるある〜

(ありえない)

 

下矢印ひとまずこの動画を観ると前編は5分でコンプリート!泣

 

確かに前編と完結編を合わせると5時間近くの超大作なので尻込みするけど、

 

完結編まで観終わるとその興奮と勢いで前編からもう1周しちゃいそうになる!!

 

あらすじは上の動画にお任せしますけれども笑、

 

いわゆるマハーラージャ(偉大なる王)とその子息が巻き込まれる王位継承争い・・

 

王女に触れる手は、

バーフバリの剣が阻む!

<映画『バーフバリ 王の凱旋』より>

 

明らかにヒンドゥ二大叙事詩“マハーヴァーラタ”と“ラーマーヤナ”を脚色してて、

 

かのガンジーが傾倒した“バガヴァッドギーター”を色濃くフォーカスした感じはてなマーク

 

まぁこれがギリシャ神話とか聖書やコーランだとしても尚更、

 

血生臭いので結構です。。

(お腹いっぱい)

 

なのにバーフバリはペラペラと愛だの神だの謳い侵略と搾取をする王ではなく、

 

ビターなルックスの英雄と耽美な麗人のお戯れとして素直に祝福したくなる乙女のトキメキ

 

古い邦画にも『日本誕生』や『釈迦』など大映が製作した超大作もありますが、

 

本作『バーフバリ』や中国の『レッド・クリフ』みたいなの最近ないですよねー

 

個人的にはコミックの実写映画化とか大好物なんでそれでも満足ですけれど笑、

 

そろそろ日本のアイデンティティも呼び覚ます人徳者を描いた傑作が欲しいメラメラ

 

そんなこんなでちょっぴりジェラシーを感じつつ大絶賛したい作品なのです拍手

 

インドで『北斗の拳』を実写化したらイイかも知れないでs(脱線すんな)

 

可能なら時間の許す限り前編・完結編を順当に鑑賞することをお勧めします〜

 

こんなんありえないでしょwwて笑いながらもグイグイ持ってかれますので音譜

 

充分に日帰りレジャーくらいの気分転換は望める娯楽大作ですから花火

 

でもゴダイゴが聴けなくて残念♪

(それ西遊記)

 

 

■お気に入りのキャラ:デーヴァセーナ!怖

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー<キリトリ>ーーーーーーーーーーーーーーーーー

おまけ

インドの“シタール”といえば16弦楽器ですが、シタールの化身と呼ばれるラヴィ・シャンカル氏はビートルズにも多大な影響を与えたことでも知られる孤高の達人。米国のジャズ・シンガーであるノラ・ジョーンズは彼の娘ですが、異母姉妹にアヌーシュカ・シャンカルという娘もいてシタール奏者として父の技を受け継いでおり、父娘の貴重なお稽古動画を発見〜しかも横でタブラを叩いているのはおそらくザキール・フセイン(タブラ奏者の伝説アラ・ラカの息子)と思われます。楽器に限らず、お稽古ごとを経験されたことのある方は特に、この高次元な阿吽(あうん)の呼吸と演奏に惹き込まれるでしょう!

ジョジョに出てきそうな才女です〜間違いなくスタンド使い♪

 

 

インドにご興味のある方は引き続きどうぞ〜!

下矢印オトナになってからもやらかしており・・深く反省してます