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なかなかの、秘境でした。
おとといは我が子の体調が良くなかったためほとんどホテルから出なかったのですが、昨日回復したため、お出掛けしてみました。台北駅から「台鉄」に乗り、途中一回乗り換えて十分(シーフェン)駅まで行きます。
台北から、乗り換え駅である瑞芳(ルーファン)までの普通列車はかなり豪華な作りでした。ところが瑞芳から先の十分へ向かう列車はディーゼルで、恐ろしく古い車両でした。
なんか、ものすごい旅になりそうです。
目的地の十分に着く間際、単線の列車は商店と商店の間を軒先すれすれで進みます。沿線にはかなり多くの観光客がスマホで写真を撮っていました。
そして十分。地名としては「十份」と書くようです。
驚いたのは、軒を連ねる商店でだいたい日本語が通じてしまうことでした。お昼を食べた食堂で一生懸命「I want…」と言ってみたところで日本人であることを瞬時で看破され「こちらどうぞ」と言われてみたり。
なおローカル線であるここの鉄道は1時間に1本くらいしかないので、列車の来ない時間についてはなんと線路に入りたい放題でした。そしてここの名物らしいのが、その線路から熱気球を飛ばすというイベント。300元(台湾ニュードル、日本円で1500円弱?)くらいだったか、誰でも出来るようです。観光客は熱気球に筆と墨汁で願いを書き、線路の上から飛ばします。十份の空には、多くの熱気球が舞っていました。
45分ほど歩いて、冒頭の滝「十份瀑布」を観ることができました。なかなかできない体験でした。
駅に戻るさいにふらっと寄ったお店で食べた小籠包が、実に美味でした。
今回、大して計画を立てずにその場でスマホ検索を駆使しての旅となりましたが、全く問題なく動けています(とくにgoogle mapにはお世話になりました。あとNAVITIME)。
…実にもったいないのですが、早くも今日帰国となります。明日仕事なのでまぁ仕方がないです。