昨日の敵は今日の友
…俺とお前の大五郎。
そんな歌、なかったでしたっけね。
昨日の敵は今日の友。
というわけで今日は神宮球場に行っていました。マリーンズのいる水道橋を通り越して神宮球場(今日は水道橋については触れません)。
交流戦なので、神宮球場でヤクルトを応援します。以前述べたこともありますが、「交流戦はマリーンズ以外全部負けちまえ」派です。そうならないとリーグ順位が全然上がらないからです。この日のヤクルトの相手は埼玉西武なので、ヤクルト様に叩いてもらわねばならないのです。
今季初のヤクルト応援でした。我が子はなぜかヤクルト大好きなので、かなり待ち遠しかったようです。そして…びっくりするくらいに選手プロデュースグルメメニューが充実していました。もう、選ぶのに困りました。したがって、「何回も来なきゃだめだわね」という結論となり、無節操な散財生活が約束されました。
この試合、かなり面白かったです。というか、もう野球の「粋」そのものでした。テーマは、「四番打者」。
ヤクルト1点ビハインドの6回裏でした。西武は2番手の本田圭祐。今年に関してはマリーンズ戦に限らずあまねくいい投球をしてきている本田でした。そこで先頭の塩見が三塁打(驚異的な走塁でした)で出塁し、続く山田はダメだったのですが…
四番は村上でした。彼、ここぞという時に打ちます。先日、日本ハム北山から打ったサヨナラ弾もそうでしたね。
見事な逆転ホームランでした。佐藤輝明みたいに驚異的な弾道というわけではなかったのですが、彼の真骨頂はやはり「打つ場面」なのです。ここで打ってほしいという時にきちんと打つのです。
これぞ、四番打者!
試合は今野、シミノボ、マクガフの鉄壁のリレーで(マクガフプチ劇場はあったものの)見事にヤクルトが勝利しました。ヒーローはもちろん村上です。
うーん。
隣の芝は青い。
ちなみに村上の第二打席の登場曲はYOASOBIの『群青』です。
マリーンズの『群青』はどうしているのでしょうか…。
