在宅勤務中といえどもテレビを観ながら仕事をするということに対してさすがに罪悪感のようなものを感じてしまうので、ケーブルテレビで取り扱ってくれるようになった練習試合の中継については「お昼休み」中限定で観ています。そして先日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われたマリーンズの練習試合(ジャイアンツ戦)を観ることができました。ただし先発の本前とその次の中森のあたりまででしたけれども。ただ、練習試合ならではかもしれませんが、昨年のドラフトで指名されたルーキーたちがいきなりスターティングメンバ―に名を連ね、しかも結果を出すさまはもうわくわく感しかありません。8番捕手として登場したドラフト1位の松川は、ジャイアンツ髙橋から綺麗に流し打ちのヒットを決め、そして首が太いことで注目しているドラフト2位の池田もかなりヒットを放ったようです(猛打賞でしたっけ?)。そして何と言っても、セカンドの守備は見事でした。セカンドとしては中村奨吾が既定路線だとは思うのですけれども、池田のこの守備もシーズンでやはり観たいと思わせてくれます。ただ、厚みができたのは事実です。たとえ(考えたくもない)有事が起きたとしても、そこをカバーしうる選手は確実に出てきていると感じます。西武黄金時代に辻発彦(言う間でもなく現ライオンズ監督で、どうしてもクロマティの緩慢守備を思い起こさせてくれちゃう人)が離脱したときに笘篠誠治(笘篠兄弟のお兄ちゃんのほうで、アイドルと結婚したのは弟の賢治)という選手がしっかりカバーしたのを思い出しました。なおこの試合は廣畑、そして八木も登板したようです(観ていません残念ながら)。
そして、何と言っても「春が来た!」と思ったのは、岡の牽制死です。これぞ岡大海の真骨頂と言ってしまってはいけないのですが、一つでも次の塁を狙う積極的姿勢の裏返しでもあると考えれば、今年の岡の出塁もやはりわくわくとどきどきとはらはら満載です。今年も、背筋が(いろんな意味で)凍る岡大海の走塁を堪能できることでしょう。
書店においても、選手名鑑が出始めました。私も早速、神保町の三省堂書店で週刊ベースボール選手名鑑号版を買いました。球春、間もなくです。
昨日は、栃木県に行っていました。47都道府県の魅力度が最下位に近い位置となることの多い栃木県ですが、私の中では栃木県の魅力度はかなり高く、むしろ5本の指に入るくらい好きな県です。したがって栃木まで足を伸ばすことの多いオフでした。
目的は益子焼でした。益子は、6年振りの訪問でした。6年前は0歳の我が子を連れての旅でしたが、その時の目的は、「お食い初め」用の鯛を載せる大皿を求めてのものでした。そんな我が子も間もなく小学生です。小学校ではたぶん、5年生あたりで日本各地の工芸品について学ぶことでしょう。こうやって実地で「へーこんなものあるんだ!」と学んでくれればいいかな、と思っております。今はへんな地方鉄道の知識ばかり蓄えている我が子ですが、そろそろ鉄道(と野球)以外の部分においても視野を広げてくれないものだろうかと思っております。
さて、間もなく北京五輪のカーリング決勝です。この競技について真剣に観始めたのはたぶん、バンクーバーあたりからです。もちろん日本代表の戦いにも注目なのですが、各国のカーラーたちの魅力も十分感じております。スウェーデンのハッセルボリやスイスのティリンツォーニとペーツ…日本は苦しめられました。そして予選敗退となりましたが韓国戦ではキム・ウンジョンのスーパーショットに度肝を抜かれたものです。また4人制には出場しませんでしたが男女ペアのイタリア代表のコンスタンティーニの正確なショットも驚きました。イタリアでは全くメジャーでないカーリングなのですけれども、11連勝(たしか)で見事に金メダルを獲得しました。4年後の冬季五輪はコンスタンティーニの地元コルティナ・ダンペッツォだそうですので、今から楽しみです。コンスタンティーニを観て思い出したのが、バンクーバーの時のイギリスのスキップ、ミュアヘッドです。ものすごく若いのに正確なショットをバシバシとクールに決める姿に舌を巻きました。
間もなく行われる決勝戦、日本の相手はそのミュアヘッド率いるイギリスです。
我が家は本日のお出掛けの予定を変更し、テレビ観戦することにしました。どちらが勝っても素晴らしい決勝戦になることと思います。