先週末から今週の動きとしては、北京オリンピックも開幕されましたが、断髪式真っ盛りでもありました。豪栄道、栃煌山、そして昨日の嘉風…平成の土俵を沸かせたお相撲さんが続々と髷を落としました。これから後進の指導に当たることになる三者の門出に幸あれ。しかしまあ、豪栄道の武隈親方は断髪式前に全く「断髪後」を想像できなかった人だったのですが、いざ髷を落としてみると…おお、そうなるのか、とびっくりしてしまいました。栃煌山の清見潟親方は想像通りでした。そして嘉風の中村親方は、かなりおしゃれさんな髪型でした。あれを維持するのはちょっと大変かもしれません。ただこの三者は、コロナにだいぶ泣かされたかもしれません。引退したのは、実はけっこう前です。しかしコロナ禍で引退相撲の日程が組めず、髷を保つ期間がとても長かったのです。その間のメンテナンスもかなり大変であると聞きます。なお、これまたすでに引退した豊ノ島の井筒の断髪式もまだですし(彼は葉加瀬太郎みたいになると思う、というかその一択しかないと思っています)、そして何と言っても鶴竜、白鵬の両横綱もまだです。コロナもいい加減落ち着かないものだろうかと思うのですけれども、昨日の嘉風の引退相撲直前で大挙12名の力士の感染が判明し、参加力士がスカスカになってしまったという事態を考えると、まだまだ苦しい期間は続くのでしょうか。
今週は、キャンプ・インでもありました。プロ野球ファンのお正月であります。マリーンズも石垣島で例年通りキャンプが始まりました。それにしても、今年のルーキーは実にわくわくします(例年がそうでもないというわけではないです、結局これも毎年言っているかもしれません)。ドラフト1位の松川は高校生とは思えない風格をすでに示していますし、3位の廣畑はすでに「里崎感」を醸しだしています(本家もものすごく楽しみにしているらしいです)。そして…「おおっ」と私がひそかに思っているのが、実は2位の池田来翔です。
首が、太いのです。
内野手と言えば小坂誠とか源田とか、わりと小さ目でかつ俊敏、というイメージばかり抱くのですが(ドカベンで言えば殿馬ですね)、この首の太さに、本当に驚きました。きっと鍛え上げたのでしょう。
新人自主トレの時は、プロレスラーの小橋建太がマリーンズに入団してくれたのではないかと思ったほどです(小橋が野球うまいかどうかは知らないですけれども)。
というわけで池田には、各選手がしのぎを削る内野手レギュラー争いにぜひとも逆水平チョップをほとばしらせていただき、台頭してほしいと思います。
(※私、プロレスあまり詳しくないです…)