自主トレの1月です。
各球団でも「新人合同自主トレ」が始まりましたね。マリーンズでも「非公開」で始まったそうです。
我が家も、自主トレです。先日の一都三県にわたる「緊急事態宣言」で、またまた旅行しづらくなりました。「何をもって不要不急」かは各々で考えなさいということですが。
実は我が家にとって旅行は「不要不急」ではない部分はあります。我が子の限られた幼少期においていろいろ見せたいと思うとそれは「要」に感じます。ただそれはなかなか理解されないものだし、何と言っても赴いた先で迎え入れてもらえるかと言ったら、それは「要」だろうと「不要」であろうとなかなか厳しいものがあります。旅行も「縁(えにし)」です。赴いた先にも人がおり、人と人が会うのが旅です。
したがって、県内からは出ないようにすることにしました(通勤で週に一度は出てしまうのですが)。
昨日は、近場を探検することにしました。千葉に住んで3年経ちましたが、我が家の近くでも行っていないエリアがあるものです。我が家の近くにはとても大きな国道があり、徒歩ではなかなかその国道の向こうへは行かないものです。昨日、その国道を越えてみました。
うちから1.5kmくらい歩いたでしょうか。
初めて訪れる運動広場で、野球をします。
最近、打球が飛ぶようになりました。空振りも少しですが、減りました。
なおはじめは軽いトスを投げるようにして下から投げるのですが、それでもけっこう空振りします。
ちょっと思い立って、上から投げてみました。
なんと、いきなり私の頭を越える打球。
そして次はピッチャー強襲。
…びっくりしました。むしろ上から投げたほうが、打つのです。もしかしたらボールの軌道かもしれません。下からトスのように投げると、ボールは弧を描きます。我が子の前でボールは沈みます。もうシンカーとかパームとか、そんな感じだったかもしれません。ところが上から投げたボールは当然まっすぐで(挟んだりツーシームとかそんな技術は私にはないです)、むしろ打ちやすかったのかもしれません。
打撃投手、調子に乗ってザトペックとかマサカリとかサブマリンとか小林繁とかやり始めます。もはやサントリーモルツの試合に毎年始球式に出てくる石原さとみみたいになっています。
ザトペック投法がいちばん打ちやすかったようです。天覧試合であれば、きっと放り込むでしょう。
私、100球くらい投げたかもしれません。そして我が子、25球くらいは打球を飛ばせました。
ただ驚いたのはその後です。帰り道も当然1.5kmくらいです。ところが我が子、悠然と歩きます。そして自宅に着いてもへっちゃらです。
「ちょっとしか歩かなかった」
…たいしたものです。
派手に旅行もできないので、しばらくはこんな日も増えそうです。まあ、それもいいでしょう。
