そのついでにマリンスタジアムです。会社はマリンへ行くために休みにはしてくれないので予防接種を後付けしたというのはここだけの話です(結果、正当なお休みとなったので後ろめたいことは何一つないのですが)。
後ろ髪はどこまで伸びるのでしょうか。相撲取りと同じで、勝ち続けている間は切らないのかもしれません。二木康太、本当によく投げてくれました。球数は嵩んでしまったために6回までの登板となりましたが、日本ハム打線をしっかりと抑えます。1点失ったのもエラーによるものだったので、自責点もゼロです。髪はまだまだ伸び続け、ゆくゆくは十二単を着て百人一首に登場するのではないかとも思わせてくれる頼もしい存在となっています。二木式部とか。
なおマリーンズには「フォノの小町」もいます。
そして何と言っても藤原です。先日のプロ1号に続いての先頭打者アーチでした。プロ1号、2号がともに先頭打者アーチというのは67年ぶりだそうです。マリーンズは青野といい加藤といい、そして江村といい、プロ初アーチが派手という選手が実に多いですね。
さらにかなり久しぶりのマーティン弾です。妹さんの容態が心配ですが、これからも姉はチームのために頑張ってくれるでしょう。
そして田村です。まさにダメ押しの一打。
マリーンズにホームランがこんなに出たのはかなり久しぶりではないでしょうか。
勝利も久しぶりに観たような気がします(実はそんなことはなく、この週の火曜日にしっかり観ています。翌日に日刊スポーツの一面を青ではなく赤く染めて「スポニチ?」と思わせる紙面にしてしまった井上のサヨナラ打でした)。ナイスゲームでした。
そして藤原にとっては初めてのヒーローインタビューとなります。先日のプロ1号の日は「スミ1」というか「スミ藤原」で終わってしまい負けてしまっていたのでヒーローインタビューがお預けとなっていました。満を持してのヒーローインタビュー、実にしっかりした受け応えでした。
なお私も、藤原のお母さんの年齢に衝撃を受けた一人です。まさか年下のプロ野球選手のみならず、年下の「プロ野球選手のお母さん」が現れる日が来るとは…。貴景勝のお母さんですら年上なのに(とくに関係ないですが)。
一日一日を大切に生きようとあらためて決意しました。
と、ここまで一昨日の話を書きました。この日の試合後はもう寝る時間になってしまい、翌土曜日は仕事でした。しかも土曜日にも関わらずやらなければならないことが山積みだったのでブログを書く時間も捻出できませんでした。まあこれは仕方がありません。書けるときに書く、という田中邦衛みたいなことを言ってみます(それは「食べる前に飲む」だけど)。
したがって昨日の雨は私にとっては「恵みの雨」でした(観戦予定されていた方スミマセン)。昨日のゲームの後に一昨日のゲームを書くのはちょっとおかしかったので、まだ「鮮度」は保たれていたのではないかと勝手に解釈しています。
ただ、今朝の朝日新聞には驚きました。昨日のマリーンズの試合は流れたにも関わらずマリーンズの若手の記事がけっこう大きなスペースを割いて書かれていました。この日試合をしたソフトバンクの扱いよりも大きかったのです(もっともこの試合は楽天がアレ過ぎましたけど…)。この苦しい状況で出てきた藤原や、今年レアードの故障後に4番となり、そのまま担い続けている安田の育成方針について書かれていました。まず一軍を経験させ、壁にぶち当たらせてその後は二軍でじっくり経験を積ませるという方針のようです。そういう意味では今季については福田光輝がそういう起用になっています。もちろん果実をきちんと得るかどうかは彼ら次第ではありますが、かなり楽しみであります。
首位とは4.5ゲーム差になってしまいました。しかしまだわかりません。一昨日好投して7勝目を挙げた二木もあと3回は投げます。全勝すれば10勝ですが順当に金曜日に投げるとするならば得意のオリックス戦があり、絶対に叩いておきたい楽天戦があり、最後は振替のオリックス戦でしょうか。本当であればこれまた得意のソフトバンク戦に持っていきたいところなので間隔を空けてでも(あるいは詰めてでも)ぶつける可能性はあるかもしれません。一回「中5日」にすればソフトバンクに2回ぶつけられますが、さて。
シーズンが終わる頃には三つ編みができるくらいにはなっているかもしれません。