そこで、今夏の五輪を行うはずだった数週間がぽっかりと空いたわけで、1か月以上も開幕延期となったプロ野球の日程消化においてはこの五輪延期でぽっかりと空いた期間を使うことができるようになりました。良かったですね。
…って、本当にそうか?
実は、1945年以来の「プロ野球のない年」になるかもしれないとすら思っています。五輪延期でぽっかりと空いた期間は7月後半から始まります。果たしてその頃までにコロナウイルス禍が終息しているのでしょうか。IOCでは明確な回答が出ていないのですが、オリンピックが延期となった1年後にコロナウイルス禍が終息していない事態も可能性としては想定しているようです。
ただ一つ言えるのは「終わりが見えない」ということです。
したがって4月24日に開幕を目指すとはいえ、それも叶わないかもしれないのです(私は全く望んでいない事態ですが…)。また最悪のケースとして2020年のプロ野球シーズンが飛んだ場合…
2021年の12球団の顔ぶれは違ったものになるかもしれません。
また、12球団ですらないのかもしれません。
もしかしたら、2リーグ制すら覚束なくなるかもしれません。
一年開催しなければ、経営破綻する球団も出てくるのではないかと危惧するものです。
そして何よりも、選手です。次の年俸査定についてはかなり厳しいものとなる可能性もあります(公式戦してないのですから)。
…今回に関しては、選手の税金も配慮いただきたいものですね。
(元国税庁長官が大変なことになっていますが…)
まあ、プロ野球ファンとしてはそれこそ「座して待つ」のみです。