えー、突然北海道の話をします。
今月の12日だったでしょうか。
北海道の日高本線の大部分が廃線になる方向でほぼ決まるというニュースを目にしました。この路線の鵡川（むかわ）という駅から様似（さまに）という駅までの区間は、2015年の高潮で被害を受けて以来不通だったようです。そして復旧にかかる費用を踏まえて、「復旧しない」という判断のようです。
このあたり･･･
実は10年前に一度仕事で訪れたことがあります。富川駅（ガラケー時代なので画質はかなり悪いのですが）、駅名標には「富川」とだけ記された実にシンプルな駅でした。なお地元の事業所の人がこの路線のことを「汽車」と言っていたのが印象に残っています。
実に個性的な車窓でした。海岸線が広がり、手前には放牧された牛たち。ここは本当に日本なのだろうかと思ったものです。
また訪れたい、このあたり。
襟裳の春は 何もない春です
言うまでもない森進一の『襟裳岬』。日高本線の終点の様似からさらに南へ下ったところにある岬です。ここ、一度も行ったことがないのですが日高本線がなくなった場合、苫小牧あたりからずーーーーーーっと、車で行かねばならないのでしょうか。
きっと何もないことなんてないであろう襟裳岬へも行ってみたいですね。