沢木耕太郎『深夜特急2 マレー半島・シンガポール』 | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 

 

 『1』を読んでからだいぶ経ってしまいましたが、ようやくマレー半島に辿り着きました。ロンドンは、まだまだ遠いです。
 
 ロンドンまでバスを乗り継いで行く、だってユーラシア大陸繋がってるもん。そんな酔狂な旅を始めた沢木氏はフリーライターとして仕事が増え始めていた頃だったそうです。ところが「固定すること」から逃れたい、と思ったそうです。仕事を全て断り、出国したそうです。しかし半年ほどでロンドンまで辿り着いた後に帰国しようとしていた沢木氏、マレーシアで出会ったニュージーランドの若者に「どれくらい旅する?」と聞いて「4,5年」と答えられた際にはショックを受けたそうです。
 
 上には、上がいる。ただこれ、若くないとできないでしょうね。
 
 なお「固定すること」から逃れたかった沢木氏、就職を内定させて丸の内のビジネスマンになるはずだったのですが、初日の出社前に「あ、やめよう」と思ったそうです。
 理由は「雨が降っていたから」。
 
 
 
 
 だ、そうです。