今年も、何とか辿りつくことができました。もはや全国的に有名になった習志野高校のブラスバンド部。
今年はセンバツ準優勝も遂げている習志野、やはり千葉大会の中心となるでしょう。ところが緒戦であったからでしょうか、あるいはあまりお天気がよくなかったからでしょうか・・・さほど混んでいませんでした。
試合は「習志野 対 安房」「東京学館浦安 対 翔凛」「柏井 対 木更津総合」。習志野は7-0でコールド勝ち、背番号「1」の飯塚投手を温存しての緒戦突破でした。東京学館浦安は終盤に勝ち越しての勝利。
面白かったのは、柏井。スコアは3-10のコールド負けではあったのですが、県の強豪である木更津総合をけっこう苦しめていました。中盤、木総の根本投手に対して打撃陣がひるまずに挑みます。0-8の3回に1点返すと、5回にも得点。そして6回には打線がつながり1点を取ってなおも無死満塁・・・一発出れば7-8の1点差、というところまで持ってきて、根本投手を降板させてしまうのです。ところが2番手の吉鶴投手が併殺に仕留めてこの回1点止まり。これが響き、7回裏に力尽きての敗戦。
初回の5失点がなければ・・・どうしても初回はバタつくものかもしれませんが、ちょっとバタつきすぎました。柏井の投手も3回以降6回までは木総打線をゼロに抑えていただけに、ちょっともったいなかったです。
やはり高校野球、面白いですね。9回にドラマを迎える試合も多いですし、このように「あの場面さえ!」というシーンもありますし。そしてなによりも、グラウンドもスタンドも一生懸命。
日程が合えば、また観に行きたいと思います。