ZOZOマリンスタジアム(31) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 先週末、今年最後のマリンフェスタに行ってきました(「ファン感」は11月にありますが公式戦としては最後の「マリンフェスタ」か)。

 

 試合前、格闘家の魔裟斗氏のファーストピッチセレモニー。

 きっと、かなり真面目な方なのでしょう。律儀にネクストバッターズサークルでスタンバイします(ただ単に入りたかっただけかもしれませんが)。

 なお投球は派手にワンバウンドでした。

 

 試合前練習で「おや?」と思いました。小坂コーチが上げる最後のノックはキャッチャーフライ。結婚式のブーケのように、それを取った選手が次に結婚・・・もといスタメンというのはどこかで読んだか聞いたかした記憶があるのですが、それは田村ではなく柿沼でした。

 まさか。

 

 まさかでした。8番キャッチャー、柿沼友哉!

 今年はここまで1試合を除いて田村がスタメンマスクでした。が3連敗中。ここでマリーンズ、「柿沼を見ておこう」となったのでしょう。まだまだシーズンを諦めてほしくない9月ではありますが来季、ひいては将来を見据えての起用も大事ですね。もっともこの日の先発はここまで未だに勝ち星を挙げていない、若い種市です。そういう意味では「目先を変える」という意味でもいい起用だったと思います。

 

 打席は3打席。残念ながらプロ初ヒットは記録できませんでした。昨年のジャイアンツ戦での勝ち越しスクイズ(たしか「犠野」か「犠失」かなんかだったと思う)でのヒーローインタビューは逃しましたが、今年はなんとか初ヒットを打って、「ここに柿沼あり」をアピールしてほしいと思います。

 

 そしてマリーンズ先発種市。こちらもプロ初勝利はなりませんでした・・・。

 

 またしても内田でした。前日に続く勝ち越しのツーランホームラン。今江やウィーラーを差し置いて三塁を守る若手・内田。マリーンズキラー(いっぱいいるけど)として君臨しそうです。

 

 一方、マリーンズは岡!

 登場曲を郷ひろみの『2億4千万の瞳』に変えた途端のホームランでした(ベビールームから座席に帰る途中だったので、危うく見逃すところでした・・・)。マリーンズ移籍後初のホームラン。実に嬉しそうだったのが、私も嬉しかったです。

 

 なお岡選手、戦評では「一人気を吐く」と書かれるかもしれないマルチヒットの活躍でした。チームのヒット3本中2本が岡。

 

 試合終盤のシフトチェンジで、久しぶりに内野を守る平沢を観ることができました。守備位置はどうあれ、毎試合スタメンで出ている今シーズン、平沢にとっては特別なシーズンだと思います。もちろん「今年だけ」で終わっては困りますので2018年を足掛かりとして、今後のマリーンズの中心選手として活躍してほしいと思います。

 

 「次世代マリーンズ」という観点から言えば、種市はプロ入り最長の7イニング投球でした。6失点・・・たしかに点は多く取られました。しかしその割には球数は多くなく、100球を超えたのは7回でした。再び二軍調整となりましたが、これからの選手。夢膨らむ2018年だと思います。

 

 8回は東條。

 

 9回は高野。

 

 しかし。

 

 カーズキ、タナカ、カッケー・・・

 9回表、田中和基に被弾。プロ初本塁打はここマリンの田中選手、本当にこの球場が好きなのでしょう。

 新人王に向けて、歩みを進めました。

(なお田中選手は2年目なのですが、新人王の権利をかろうじて残していました。打者であれば「前年までの一軍の打席60打席以内」が条件となりますが、2017年の田中・・・・・・なんと59打席(笑))

 梨田さんがわざとそうしたのか、本当に「カーズキ、タナカ、カッケー」なのか。

 

 まあ、新人王間違いないでしょうね。かっけー。

 

(蛇足のような補足ですが田中選手のコールは「かっけー」ではなく「カズキ!!」と言うのが本当らしいです=ネット情報(笑)=。個人的には「かっけー」でもいいような気がします。だってかっこいいじゃん)

 

 そしてマウンドは、最後まで藤平がいました。この日先発の藤平、プロ初勝利はここマリン。そしてプロ初完投もここマリンで遂げてしまいました。藤平と言えば横浜高校出身なのでどうしても横浜のイメージが強いのですが、千葉っ子。

 見事でした。

 

 「観戦〇連敗」は、言わないことにします。

 どうしてもネガティブになってしまうから。

 

 やはり勝とうが負けようが、応援したいと思います。そこでマリーンズの選手が野球をする限り。

 その結果勝ったら、喜べばいい。

 

 めげずに来ます。これからも。

 

 最後になりますがお子様の誕生おめでとうございます(笑)。