なまはげ館の隣りにあります。
真山神社。
行われるのはなまはげの祭典「なまはげ柴灯(せど)まつり」です。
この祭りを知ったのは昨年でした。息子が1歳を過ぎて歩きまわるようになり、冷蔵庫からバターを取り出して握りしめたり、卵で握力を測ったりなどといったいたずらも始めるようになりました。そんな息子に「いい子」になってもらおうと思い、ここはなまはげさんの力をお借りせねば・・・という極めてアホな理由で秋田・男鹿を目指しました。しかし雪深く、昨年は断念。
今年は「雪が深くても男鹿駅付近の駐車場に車を停めて公共交通機関を使ってでも行こう」と、アホさ加減3割増しで臨みました(結局車で行けましたが)。
さてなまはげ。当地では大晦日の夜に各家庭を訪れて食事をし(訪れられた家々が供出する?)、酒を飲んで最後に子どもに対して恫喝というか威嚇というか・・・つまり「いい子でいてね」という「圧」をかけます(という乱暴な理解でいいでしょうか)。
篝火が焚かれます(けっこう火の粉が暴れます)。
そして夜も更け、なまはげの神事が始まります。なまはげはいったん、山へ隠れます。(その後上記のなまはげの「(私の)乱暴な理解」に至った再現劇がお堂で行われ、なまはげとはこういうものなのか、と思うわけです。
またネイティブな秋田弁での解説もありました(「きょおはつぉくべとぅに、ほーずんごで」ということでしたが全然標準語ではなかったような・・・)。多分、なまはげジョークです。
そして祭りはクライマックス。松明(たいまつ)を持ってなまはげ達が下山します。そして我々のもとに!
うーん俗っぽい(笑)。
いや、まぁこんなシーンもありましたがなまはげが練り歩いて「うがぁ!」とか「わりぃごはいねぇがぁ!」と叫んで幼子に寄る様子は圧巻でした(暗いので写真撮れず)。
我が息子・・・事前の予想を全く裏切らないレスポンスでした。
(ちなみにその翌週に中華街のお獅子で泣かせ、さらに翌週の沖縄のシーサー舞で泣かせ・・・どんな親?)
数日後。
来年も行こうと思いました。いたずら盛り・・・。