天安門広場。
赤の広場。
パゴダ公園。
そしてヨーロッパには多数の広場。
広場は政治の場。民衆が訴える場でもあります。そして歴史的には大きなムーブメントをもたらしたものもあります。ところが日本には「広場」というものがありません。
ところがかつては、あったのです。みんなも知っている新宿駅西口地下広場。今では信じられないことかもしれませんが、1969年頃、あそこでは火炎瓶が飛んだりもしたのです…
政治学者・原武史氏の著書で知りました。しかしこのような記述のなかで原先生はいきなり唐突に「カレーショップC&Cがありますね。ちなみに私は京王新宿のやつがいちばん旨いと思っています」と言っちゃいます。この本、いちばん印象的だったのはここです(笑)。
ということで先日、京王(本線)ではないのですが京王新線のC&Cに行ってきました。町田に住んでいるとなかなか新宿駅から京王本線に乗ることがないので…
まぁカレーは基本的に旨いです。同じチェーン店で本線も新線も変わらんような気がしますが。
今の新宿駅西口地下広場、献血を求めるスタッフはいますが政治を感じることはできませんでした(たしか集会自体が禁止されたのではなかったか。1969年のアレ以来)。
あるのは雑踏のみ。