しかし9回表、仙台育英のエース佐藤世那の初球でした。突然のこと過ぎて、驚きました。
東海大相模のエース、小笠原慎之介の打球は、ライトスタンドに吸い込まれました。
10-6、9回表は完全に力尽きた仙台育英だったように思えます。東海大相模の45年ぶりの優勝が決まるとともに、東北の悲願でもある「真紅の旗の白河越え」は、またも叶わず。

この男もかつて白河越えに挑戦し、決勝で涙を飲んだものです。写真のチョイス、おかしいですか?
今年の甲子園はついに行くことができませんでした。地方大会すら見られていません。しかし、なんと面白い試合の多かったことでしょう。たしかに清宮くんは素晴らしい選手かもしれませんが、それ以外の球児も見事に輝いていました。
日本の夏には、高校野球があります。そう、1世紀に亘って。
次の1世紀に向けても、熱い球児の戦いは続きます。
球児でない我々は、それを見守り、声援を送り、高校野球のある夏を愛で続けたいと思います。

にほんブログ村