マツダスタジアム(4) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。



今年もやってきた広島。もう私の人生において広島なき人生は考えられません、というのはオーバーかもしれませんが、なんだかんだで毎年来ている広島。やはり広島焼は外せません。

ところが広島焼にありつくまではちょっと大変でした。


まず路面電車。




ビル一棟まるまるお好み焼き屋さんというところを予め見つけていたのですが、時間が悪かったか、中にはぎっしり…

修学旅行生が詰まっていました。したがってどこも満席で、断念しました。


今日もお城。
広島城近くに何とかお好み焼き屋さんを見つけました。
かなり美味かった!(冒頭のやつ)


6年ぶりに原爆ドーム。


旧広島市民球場跡。本当に、「跡」になってしまいました。一度は行っておきたかった球場でした。








到着。マリーンズファンとしては2年ぶりのマツダスタジアムです。
アメリカの球場には行ったことはありませんが、きっとボールパークというのはこんな感じなんだろうなと勝手に想像しちゃいます。




無条件で向かっちゃうカープうどん。はるばるここに来たら絶対に寄らねばならないと思っちゃうのは、我ながら恐ろしいです。だって安いし…


久し振りに、一周してみます(何だこの鯉たちは!!)。


どの座席でもコンコースはフリーなので、いろいろな角度からグラウンドを見ることができます。


「寝ソベリア」。健在です。こんな席があったらもうだらんと寝ちゃって野球どころじゃないだろうなぁと思っていたのですが、試合途中にカメラのズームでそこの観客を確認してみたら…けっこうちゃんとした姿勢で観られていました(一組除く…)。


涼感溢れる通路。広島県竹原市の名産は本当に竹らしいです。


エア・カープ坊や。今年は立ちはだかります(7回裏あたりにはくたびれていつの間にかいなくなっているのは去年までの坊やと同じ)。


緊張感に課題。


一周するだけでも楽しいマツダスタジアム。






ビジターパフォーマンスエリアに着席。もうさすがに慣れましたが、凄いところに「天空の城」のような座席をよくぞ作ったものです。


島谷ひとみさんの国歌斉唱&始球式でプレイボール。島谷さん、見事に好調・清田斬り。

まさに天上人のようなビュー(もしくはドリフの雷さまコントのビュー)で試合を観るのがマツダスタイル。ただ、いきなりそれが素晴らしいものとなったのが、2回表。デスパイネのセンターオーバー先制アーチは、しっかりとその放物線の軌道を目にすることができました!


さらにベンチも真上から。喜ぶデスパイネ、クルーズに笑顔で腕をぶつけるデスパイネもばっちり見えました!


しかし、ダメなこともあります。もうこれも慣れましたが、レフトが見えません(笑)。マリーンズの場合はデスパイネが守っているため…
「見えないことの恐ろしさ」がこの上ないものでした(笑)。


したがって三塁審判がたより(この日は「もしもし」柿木園さんでした)。
…丸のホームランは、彼に教えてもらいました( ̄□ ̄;)!!

マリーンズピッチャーはイ・デウン。打席に入るときに、初めて左打ちであることを知りました。もう想像すらつかないイ・デウンの打力は未知との遭遇。したがって応援も、こうなります。

「アンタ、イ・デウン‼」
…2打席ともに三振でした。ナンリョーボーリョー…
ピッチングでは上述の通り丸にホームラン食らっていますし、エルドレッドにも…


一方カープは大瀬良大地。うん、こんな感じでした(笑)。デスパ弾に、根元の一塁ベース直撃タイムリー、さらには今江タイムリー…

どっちもよろしくなかったかな。


セパコはどれ( ̄□ ̄;)!?


7回裏。東ちづるさん(たしか因島出身)たちが「それ行けカープ」を熱唱。


うーん、真っ赤だ。

試合は5-4、マリーンズ1点リードの8回裏。ピンチを招くもカルロス・ロサがしっかり仕事したイニングでしたが、この回のカープ小窪の応援が実に凄かったです! 小窪はカープの代打の切り札。驚異の代打成功率を誇ります。

「こ!」
「く!」
「ぼ!」

おお…


左の外野方面から。


右の内野方面から。

ビジターパフォーマンスを挟んで、左右から「こ!く!ぼ!」なのです。両方から圧倒的な敵の応援を聞くことになる球場なんて、ここくらいでしょう。まさに、赤い皿うどん!
もとい、赤いサラウンド!

そこを凌いで小窪を三振に仕留めたロサ、見事でした。



試合はザガースキーが9回表に登板。愛くるしい身体からの左150km/hは驚きでしたが(実はとても観たかった選手!)、根元が試合を決定的なものにする走者一掃の三塁打。


マリーンズ、勝利です!

試合は細かく振り返りませんが、とにかく楽しい、広島!
それで充分じゃないかと言い切ってもいいかなと思える広島。
やはりここは、野球の街です。年に一度は是非とも来たい街です。


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