今季初のイースタン観戦です。
そして、新人合同練習以来のロッテ浦和球場。
久しぶりに見た細谷がダンディー細谷になっていて驚きました!Σ( ̄□ ̄;)
翻るチャンピオンフラッグは前年王者の証。しかしながら実はここまでまだ1勝もできていない今季の青山マリーンズです。
跳ぶ兄。
岩下大輝。
香月一也。
脇本直人。
高卒ルーキーのユニフォーム姿を見るのも初めてでした。
さらに言えば、この日の先発投手は2年目の二木康太。「二木がマウンドで投げる姿」を見るのも初めてでした。とても仲がいい肘井とは「ニコイチ」のようでしたが、その肘井は一挙に飛び出して今は福岡。これは、二木も続かねばなりません。
しかし相手はジャイアンツ。さらに…
村田修一。
長野久義。
アンダーソン…って、これ何?(笑)
あらためて確認しよう、ここはロッテ浦和球場だ。
でもアンダーソン、きっといい人です。ハフマンと、互いの健闘を誓います。
二木、当初は面白いように打たれてしまっていましたが、ジャイアンツの果敢過ぎる走塁もあったので、大炎上とまではいかない序盤の3失点でした。ただ時折素晴らしいイニングもあり、これからが楽しみな存在であります。なんと言っても、まだ19歳。伸びしろは、たっぷりあるでしょう。
なお二木、最終的には6回持たずの5失点。次に期待したいと思います。
一方ジャイアンツ先発は松本竜也。今年のセンバツにも出場する香川・英明高校出身の長身左腕。未だに夏の甲子園での熱投を覚えています。
ところが二木が先制点を献上してしまった直後、1回裏でした。
アジャ!
ハフ!
あっという間に逆転。
(そして青松に2点三塁打が出ます!)
(しかし直後、長野に同点三塁打を食らいます!Σ( ̄□ ̄;))
試合はギッタンバッコンシーソーゲーム。松本も二木も「まだまだ若いのぉ」という感じで進みます。
二木は前述のように6回途中、吉川に勝ち越しの犠牲フライを許したところで降板。
しかし中後、いいところなく四球を出して降板。このままでは四球が中後の代名詞になってしまいます。
良かったのは、中日戦力外の後にマリーンズへテスト入団を果たした矢地健人。
ピンチで長野…という場面でしたが、なんと見逃し三振でチェンジ! 見事でした。
ただ矢地はイニング跨ぎせず(もうちょっと見たかった!)。7回はむちゃくちゃ久しぶりのコバアツでした。何とかゼロに抑えますが、今年は本当に復活を遂げてほしいと思います。
さてここまで5-4でジャイアンツリード。試合は終盤。
マリーンズ、同点に追い付きます。
アジャ1号!
…というかアジャは沼影にいる場合ではありません。とっとと昇格を決めて下さい!(本日たしか2安打2打点!しかし「フツーなら内野安打」というショートへの深い当たりでヒットならず、というのもありました(笑))
※いやこれはショート大累を褒めたい。
8回は「そう言えばどこへ行った!?」と心配すらした服部。しっかりゼロに抑えてくれました。というかこの方も沼影で放っている場合じゃない投手です。
そして、連日の延長戦となります。
マリーンズは伊藤ちゃん。
ジャイアンツは香月兄(より土田に似ているほう)。
いやぁ、延長11回は面白かった!
面白くした張本人はほかならぬ伊藤ちゃん(笑)。ノーアウト満塁という絶体絶命のピンチを招きます。バッター、和田恋。
ハートフルかつロマンチックな名前ですが、4番バッター。
ピッチャーゴロ! 伊藤ちゃんからキレイに1-2-3のダブルプレー!
さらに続くアンダーソンも仕留めてチェンジ。「延長は11回までよ」のイースタンゆえ、ここでマリーンズの負けはなくなります。
その裏。
何といきなり代打ダンディー細谷!
…しかしこれはサード中井へのライナー、1アウト。
ところが香月一也と香月良太の対決は、香月一の方がエラーで出塁するというものでした。さっき褒めたジャイアンツ大累のエラー。なおこの試合は香月一にとっても反省点たっぷりのもので、自身も得点につながるエラーをしています。
そして、「もう出てくるだけでワクワクしてしまう」頼れる左バッター・金澤岳!前日、マリーンズ開幕3連敗の危機を救う9回裏の同点2ランは見事でした。
こちらもヒット!金澤…あなたも沼影にいる場合ではありません。
さらにここで香月兄がワイルドピッチ、一死二・三塁というサヨナラムードが訪れます!
(一塁空いちゃったので伊志嶺は敬遠で満塁)
…伊志嶺?
まさかのオールドスタイルでした。見慣れていないからか、まるで別人でした。
さあサヨナラで開幕初勝利を!
…なりませんでした。加藤は浅すぎるレフトフライでランナーが香月一也じゃなくても還れないやつ(決してきみのせいじゃないぞ香月!そう、きみには走力は求めないとこの冬約束したから!(嘘です))。そして高濱兄も凡退でゲームセット。
うーん、決め手に欠いた…しかもイースタンでは珍しい4時間超えです。
(その後自宅で一軍のホークスとの試合を録画で見たため、およそ7時間野球に使った(というか「漬かった」)一日でした)
なお「be together」脇本直人は代走からの途中出場。主にハフマンのキャッチボール要員でした。彼の快足は残念ながら見る機会がありませんでしたが、浦和に通えばきっといつか魅せてくれることでしょう。
香月一也は悔やまれる落球が一つ、送球に時間がかかって打者を生かしたシーンも一つ。試合後はきっとケンイチ道場だったことでしょう。ただこれは大嶺弟も通った道のり…
さらに2年目、二木。今年はいっぱい公式戦を経験してほしいと思います。
3人の若者の戦いはまだ始まったばかりです。マリーンズがここまで高卒ルーキーを入れた年は久々。今年は「浦和おじさん」になって若い人たちの成長を見守るというのも面白いと思います。
そしていつかは、幕張で!
その時は………
泣いちゃうかもしれません。
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