ところが朝10時過ぎの神奈川、まさかのどしゃ降りでした。そして妻からのメールで、千葉の雨天中止を知りました。
ただ、驚きと喜びの要素がこれほどまでに詰まっていた雨天中止は、恐らく始めてではないか。
スタメンに、肘井竜蔵が名を連ねたのです。育成選手はオープン戦に出場できるのですが、まさかスタメンとは!
…実はそれだけでかなり満足でした。ところが肘井くん、何とあのマリーンズ選手の登竜門とも言える「雨中ヘッスラ」を披露してくれたのです。せっかく海浜幕張まで来て野球が観られないという、本来であればちょっと残念な雨天中止…そこでせめて楽しんでもらおうということで魅せてくれるのがマリン名物「雨中ヘッスラ」なのでしょう。はしりは、諸積兼司でしょうか(それ以前にもやった人はいたかもしれませんが榎本喜八あたりは間違いなくやってないでしょう)。
そして、「スポーツ報知」の報道で、肘井くんの支配下登録を知ります。肘井くんにとってはかなり思い出に残る画期的な雨天中止の3月10日になったことでしょう。
もちろん、私もずっと覚えていることでしょう。
なお(見たわけではありませんが)、これまでつけていた背番号「122」のユニフォームを畳んで、山口百恵が「さよならの向う側」を歌い終えた後にマイクをステージに置くかのように、彼はそれをグラウンドに置いたそうです。
これからが、本当のスタート。「井上さんの手下になりたい」と言って周囲をどっかんと沸かせたナチュラル肘井、まだ肌寒い中でのマリンブルーの水飛沫はまさに登「竜」門。
あえて言いましょう。
2000本安打まで、あと2000本!

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