国と国がいがみあうということ | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 普通ではありません。今の日中関係、そして日韓関係のことです。


 「歴史問題」がカードとして語られる外交です。その駆使のあり方はともかくとして、「歴史カード」そのものについて日本政府は考えるべきでしょう。

 その一つが「従軍慰安婦」。戦後生まれの安倍首相も私も実際にそれがあったかどうかは伝聞でしか知りえません。しかし一方が「された」と言っている以上、「なかった」なんてどうして断言できるのでしょうか。もちろん日本政府にとっては「なかった」ことにしておいたほうが都合がいいのですが、それを政治の文脈で運用して外交関係を悪化させるのであれば、それは外交ですらありません。


 普通に共栄できない国際関係を招いた現政権。今度の総選挙は経済が語られそうですが、この外交の視点も忘れるべきではないと私は思います。


 平たく言えば、隣国にわだかまりを持たれてよしとする人はいないでしょう。たとえそれが政治的駆け引きの一部だとしても。