逃がした魚は大きい事を示しちゃった石川歩の復活(5・24QVCマリンフィールド) | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

まだまだ出張中。もしかして私、ずっと出張していた方が良かったりして…(イヤだけど)

◇◆◇

「逃がした魚は大きい」と言ったら怒られるでしょうか。クジで「交渉権確定」を引いたマリーンズ、外したジャイアンツ。ローテーションを崩してまで当てるなんて、なかなかできない演出。石川歩投手にとっては実力を示さねばならぬ日となりました。
(無論、小林誠司選手も素晴らしい選手です。これも記しておかねばなりません)

【ジャイアンツ・スタメン】
(右)長野久義
(二)片岡治大
(遊)坂本勇人
(左)フレデリク・セペダ
(一)ホセ・ロペス
(捕)阿部慎之助
(三)村田修一
(中)鈴木尚広
(投)菅野智之

【マリーンズ・スタメン】
(中)岡田幸文
(二)鈴木大地
(一)井口資仁
(遊)ルイス・クルーズ
(三)今江敏晃
(左)角中勝也
(右)加藤翔平
(捕)江村直也
(投)石川歩

相手は菅野投手。2年目にして開幕投手、かつここまで7勝1敗と、ベイスターズ井納翔一投手と並んでハーラーダービートップに立つ好投手です。そして3回まではパーフェクトピッチングという「ああやっぱり」の安定感を示します。

綻びは、思わぬところから。4回裏、岡田選手をセカンドゴロに打ち取って10個目のアウトを取らんかという刹那、片岡選手がジャッグル。マリーンズ、初めてのランナーを出します。そしてここからは菅野投手の責任、四球2つで塁を埋めての二死。
角中選手、打った瞬間はレフトフライかと思いましたが、これが意外に変な動きをして(※ボールが。角中が、ではありません)、セペダ選手、取れず!!

マリーンズの変な風が生んだかもしれない変なタイムリーで、変な先制点を変な展開で取ります。



…もちろん走者一掃。菅野投手としては「変な」をもっとつけたくなっていたかもしれません。屋外球場って、恐ろしいですねぇ。
(と書きましたが、伸びる打球を放てた角中選手の力も十分に感じましたし、やはり菅野投手のランナーのため方が良くなかったのも事実)。

まさか菅野投手を5回で引きずり降ろし、敗戦投手にしてしまうとは。


菅野投手を敗戦投手にしたのは、石川選手と言っても過言ではないでしょう。前回こそ良く投げたもののその前2回は乱調。ここに来て苦しみ始めた石川投手、もちろん初陣となる交流戦でジャイアンツ相手に7回無失点でした。しっかりとジャイアンツ打線を翻弄できていました。そして5回には貴重な追加点に絡むヒットも放っています。

本当に、よく投げてくれました。もちろん石川投手にとって真価が問われるのは次週以降の登板です。ただまずはその復活投球に喝采。



5連勝!交流戦首位!…こんな良い事ずくめで、いいのでしょうか!!

ああ、リアルタイムで家か球場で見ていたら、もう歓喜のフィーバーだったでしょう!!

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