マリーンズ戦がない夜。
ただカープ、この神宮で2連敗中。ここのところ勢いを取り戻したスワローズ打線にやられてしまっております。このまま行けば失速してしまいかねないのですが・・・しかしながらカープファンはぎっしりスタンドを埋め、むしろ対面のスワローズファンより多いくらいでした。ファンが、カープを踏みとどまらせるべく熱い応援でチームを盛り立てます。
そして到着時には2-0。ブラッド・エルドレッド選手のタイムリーなどで幸先よく先制をしていました。
ここまではさくさく進んでいました。
5回でした。
丸佳浩選手、ブラッド・エルドレッド選手の連続ホームランを見ることができました。徳山投手ノックアウト後に堂林翔太選手のタイムリーなども飛び出し、この回一挙5点! 7-0と試合はもうワンサイド。もうこの段階でレフトスタンドでは「ハイパーユニオン」が炸裂しちゃいます。
やはりカープ、強い!
一方カープ先発はルーキー大瀬良大地投手。カープの悪い流れを断ち切る救世主とも言えるような投球でした。5回まで順調にゼロを並べていきます。
大瀬良投手の初完封、いよいよみられるかも!とこの時点で思いました。
・・・
野球は、わからん。実はこの時職場からの電話でいったんスタンドを外していたのですが、戻ってぼっくり。私の見ていないところでウラディミール・バレンティン選手、雄平選手にこれまた連続ホームランが飛び出していました。完封どころじゃないじゃん。ここ最近のスワローズ打線も、なかなか強烈です。
大瀬良投手、この時点で降板してしまいました。2番手、永川勝浩投手。
しかしこの回、さらに代打ユウイチ選手にもタイムリーが飛び出し、スワローズもビッグイニング返し。試合は7-5、中盤に試合はまたまたわからなくなります。おお、面白いじゃないか。
試合はそのまま9回へ。カープはその後中田廉投手、一岡竜司投手と繋いで必勝リレーを期します。もちろんブルペンではクローザーのキャム・ミコライオ投手が肩を作ります。7-0当初では全く予想できぬ展開ではあったと思います。
ところが満塁から途中出場の伏兵・中東直己選手の走者一掃タイムリーが飛び出すのです。なかなか目立たぬ選手なのですが、ここぞ! よく打ってくれました。
さらに代打小窪哲也選手も「こ!く!ぼ!」コールに乗せてこれまたタイムリー、とどめの松山竜平選手2ランも飛び出して最終回に一挙6点。
結果、ものすごく長い試合になっちゃいました。試合終了は22時も回り、鳴り物禁止の9回裏でした。これだけ両軍打ちまくればそうなりますわな。
大瀬良投手は勝利しましたが、ちょっと悔いの残るマウンドだったと思います。ただ野村祐輔投手が不振でローテを外れた今ではしっかり勝てる貴重な投手となっています。いきなりカープ躍進の原動力でもある先発投手陣の一角を担っていること自体が凄いですよね。
カープの2014年の快進撃、まだまだ続きます。
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