ついに借金1。チームも3連勝中。そんな中での登板、ルーキーにとってはなかなか難しいものかもしれません。ただそれは、並みのルーキーであればです。先週に引き続き、重ねさせていただきます。ああ、あなたは本当にルーキーなのでしょうか!!
【マリーンズ・スタメン】
(中)伊志嶺
(遊)鈴木
(指)井口
(左)サブロー
(右)角中
(三)クルーズ
(一)大松
(捕)吉田
(二)根元
【ファイターズ・スタメン】
(中)陽
(二)西川
(一)ミランダ
(左)中田
(右)佐藤賢
(三)大引
(指)近藤
(捕)大野
(遊)中島
ファイターズの先発は、あの大谷翔平投手でした。今季は投手としても圧巻のピッチングを見せており、先週の楽天koboスタジアム宮城でのイーグルス戦では剛速球でアンドリュー・ジョーンズ選手をねじ伏せていました。ここまで2勝、防御率も1点台。
・・・驚きました。初回、詰まりながらも伊志嶺翔大選手がポテンヒットで出塁。続く鈴木大地選手、送りませんでした。ここが勝負の分け目だったというのはいかにも「後付け」に過ぎるでしょうか。結果、空いた一、二塁間をスパーンを抜くヒットで無死一、二塁。そして、井口資仁選手がドカン。瞬時に札幌のライトスタンド後方にあるスコアボードに「3」を灯しました。さらに角中勝也選手にも弾丸ライナーソロが飛び出して初回でもう「4-0」とリード! 当然、予想すらしていませんでした。脳裏にあったのはやはり先週の「大谷対AJ」だったのですから。
専門的見解を聞くと、どうも威圧感がなく、体重を乗せ切れていなかったようです。関根潤三さん、今年も元気でよかったです。
マリーンズ先発は石川歩投手。初回にいきなりヘンテコなイニング(失礼・・・)があると投げづらいものと想像しますが初回は三者凡退。このカード、陽岱鋼選手の不調に救われた感があります。ただこの日は早い段階で1失点。いずれもマリーンズ戦ではよく打つ佐藤賢治選手と、近藤健介選手でした。サトケン、この日は5番。いいバッターになったものです。ベンチではホアン・ミランダ選手とかなり仲がいい模様。そして近藤選手・・・初めて見たのは横浜高校時代ですが、やはり打者としては本当に素晴らしい選手です。小柄ながら非常にシャープなそれに対し、攻め方を誤れば大けがを恐れねばなりません。ただ捕手としての信用がイマイチのようで、満身創痍らしい大野奨太選手が今もホームプレートを守るというのがファイターズの現状とのこと。
ハムがこの選手を外野手かDHとして常時使うようになると、ちょっと恐ろしくなります。
石川投手の安定感は抜群でした。許したヒットは4本、5回以降はパーフェクトの8回1失点! 最後は西野勇士投手の登板となって完投はなりませんが見事3勝目。
5-1。5点目はサブロー選手の技ありタイムリーツーベースでした。繋ぐ野球も見せてくれました。
いよいよ、5割! 開幕早々5連敗スタートとなったときは正直のところ「いずれ勝てるさ」が「いつ勝つのだろう・・・」と心中変わりつつありかなり不安だったのですが、よくぞここまで来ました。しかも、ルーキーバッテリーで決めたのはさすが今季のマリーンズです。
かつての「鬼門」札幌でスイープは、対ハム戦6連勝を決めたカードとなりました。ただ、明日からはやはり「鬼門」と言われた仙台での楽天戦・・・前カードはマリーンズの1勝2敗。3位・4位の直接対決となりますのでここを突き放さねば再び4位転落となってしまう状況。涌井秀章投手から始まるであろうカードですが、ここは一試合一試合をしっかり戦ってほしいと思います。望むべきは、頂上オリックス、ソフトバンク。
それにしてもオリックス、強いです。オリックスも、「対楽天戦」6勝無敗としたようです。
にほんブログ村 お気に召されましたらクリックお願いします(執筆の励みになります♪)