QVCマリンフィールド(45) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

4月4日はアジャの日!

◇◆◇

仕事を早々にやっつけて海浜幕張。やっつけ仕事…という意味ではありません。

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おお、なんて空模様なんだ…ここまで来て雨天中止はちょっと凹むかも。

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そして到着。1回表!カスタマーセンターで、台湾の中継で聞いた陽岱鋼選手の応援歌を聞きながらのポイント付けを行って座席へ。

陽選手、三振!

成瀬善久投手、続く西川遥輝選手も打ち取り、ミランダ選手はまたまた三振!快調です。

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本日はブラックブラックナイト!!盛り上がっております。勿論私も通勤鞄に黒ユニ(旧)を潜ませる事を忘れませんでした。

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あの男が、帰ってきました。

【ファイターズ・スタメン】
(中)陽
(二)西川
(指)ミランダ
(左)中田
(一)小谷野
(遊)大引
(右)岡
(三)金子
(捕)市川
先発投手、吉川光夫投手。

【マリーンズ・スタメン】
(中)荻野貴
(二)根元
(一)井口
(三)今江
(左)サブロー
(右)角中
(指)井上
(捕)吉田
(遊)鈴木
先発投手、成瀬投手。

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そう、荻野貴司選手です。故障で二軍スタートも、案外早く戻ってきてくれました。開幕5連敗のマリーンズですが、今江敏晃に続き頼もしい男が復帰。もうマリーンズは、別のチームです。

成瀬、吉川両投手が無失点のまま迎えた3回表に吉田裕太選手が死球で出塁したところから始まります。当たってから全力で一塁に走る、変わった死球でした。ただ吉田選手の「何としても勝利をもぎ取るんだ!!」という気持ちの表れだとしたら、それが見事な果実となった点は特筆すべきこの出塁でした。続く鈴木大地選手、可愛い後輩を進塁させる見事なバント。
…ただ荻野貴選手繋げず二死。4月4日は残念ながら荻野貴選手の日とはならず。これから頑張ってもらいましょう。
…と思っていたら、「あっ…」。根元俊一選手が一塁線を破っていました!実は私が二塁走者の吉田選手の存在を忘れていたため(ひどい話だ(笑))、これが先制のタイムリーとなったのだと気づくのにやや遅れちゃいました。歓喜の仕方も忘れかけていました。そうそう、こうやってああやってハイタッチ。
それにしても根元選手、よくぞ打ってくれました。

そして、4回です。

この回はサブロー選手が内野安打で出塁、そして角中勝也選手のゴロでランナー入れ替わって打席に迎えるは、3月29日以来のスタメン井上晴哉選手。ここまで苦しみ、打率は未だに.000。オープン戦首位打者が公式戦ではプロを痛感しております。ああ待望の初安打は出るのか?





あ!

第一打席と同じく打球は左中間。第一打席のそれはセンター陽選手に追い付かれてしまいましたが(「大人げねー」と思いました(笑))…今度は破ります!!

谷保さんの記念すべきアナウンス。

井上選手、プロ初安打でございます。

それも貴重な追加点となるタイムリーツーベース。プロ初打点でもあります。これはかなり本人もホッとしたでしょうし、私も内野応援席で感極まりました。神宮で中大の彼を見て、京セラでも日本生命の彼を見たから、そりゃ思い入れもある選手、井上晴哉。
2000本に向けての記念すべき1本目を見る事ができました。これは後年まで忘れる事はないでしょう。

なお、吉田選手はさらに続いてプロ3本目のヒット。これもすわタイムリーかと思いましたがさすがにアジャを止めた清水雅治コーチ、懸命です。
とどめは、東都の先輩鈴木大地!!左投手から放つ貴重なダメ押しタイムリー!これも、よく打ちました。(あ、厳密には井上選手は「同期」か)

マリーンズ、この日はよく打ちました。5回にはベテランの祭典、今江選手、サブロー選手がタイムリー。成瀬投手が5回表には一死一塁でハムのルーキー岡大海選手、金子誠選手に連打を食らい、6回にはミランダ選手にタイムリーを食らって都合2点とられてしまいますがここまで5-2。

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今日こそなるか、勝利!

ミランダ選手を塁に残してこの日成瀬投手に対して2-2と当たっていた小谷野栄一選手を迎えたところで成瀬投手降板。ちょっと無念だった5回1/3だったかもしれませんが、これがナイス継投でした。今年の大谷智久投手、本当に素晴らしい!!見事はボヤ消しでした。向かっていく姿勢が良いのです。今年は貴重なセットアッパーとして活躍するでしょう。

7回は吉原正平投手かと思ったのですが、驚きの藤岡貴裕投手の登場でした。せっかくの先発が流れたための起用だったとは思いますが…やはり2014年の藤岡投手は違う!
もう驚かない、2回完全!次の先発も本当に楽しみです。

そして8回裏、マリーンズ打線はファイターズのルーキー金平投手に襲いかかります。鈴木選手のヒットは左からの2本目、昨年苦しんだ「対左投手」でしたが今季はこれまた違います。そして二死から井口資仁選手タイムリーで6点目なのですが、ここまでの打点が根元、井上、鈴木、今江、サブローの各選手に、この井口選手。おお、全員野球です。なお鈴木選手を送った荻野貴司選手だけ先発ノーヒットで惜しくも先発全員安打は逃すというものでした。

さてこの回、何と代走に大松尚逸選手が登場して変などよめき(笑)が起こる中、今江選手もヒット。そして迎えるは途中出場の清田育宏選手なのですが、この選手も未だに今年「H」のランプを灯せていない選手でした。

が!

何とスリーラン!清田選手も今季初ヒット!それは何とも派手なものでした。

そうなるともう一度見たいアジャ。ただここまで二死…

角中選手、猛打賞となるヒットで、何と井上選手に本当に回ってきちゃいます。実は井上選手、第四打席でもヒットを放っておりここまで2安打。

…またまたヒット!ここまで苦しんでいたのが嘘みたいな、プロ初の猛打賞です!! 間違いなくこれからは打ちまくるでしょう。

最終回は今季ようやく出番となったクローザー西野勇士投手。ランナーを三塁まで進めるも、落ち着いていました。



待ちに待った!

今季初の“Winning Anthem”を舞う事ができました。ヒーローは今季初勝利となった成瀬投手、勝利打点の根元選手、そしてもちろん…井上選手!

やはりこの男は、ただものではありません。

◇◆◇

プロ初ヒットを放った4回裏終了後、スタンドの「井上コール」に応えたその手には、しっかりと白球が握られていました。
もちろん金字塔の一歩目となる、記念のボール。

井上選手初ヒット!
成瀬投手今季初勝利!
清田選手今季初ヒット!

…そしてマリーンズ初勝利!

この「初」はいずれも栄光へのスタート。

今日ももちろん、輝かしく戦います。

◇◆◇

なお0時半現在、まだ新宿駅です。今日もがっつり終電の家路。ただ、むちゃくちゃ軽やかな家路♪

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