あの背番号131の細身の若者が、29を手にするとは思いませんでした。
西野勇士、マリーンズにおいては非常に輝かしい「29」をついに手にしました! まさに、育成選手がスターダムにのし上がる、栄光への足跡!!
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マリーンズにとっての背番号「29」は特別です。
古くは1968年、東京オリオンズ。そこから村田兆治が23年間つけました。その215勝の「人生、先発完投」は今更語るまでもないでしょう。人呼んで、「サンデー兆治」。
その次にギャオス内藤やベルト切れちゃった近藤あたりがつけた記憶がありますが、やはり「サンデー兆治」の後継者は、「サンデー晋吾」を挙げねばなりません。そう、小野晋吾です。ドラフト6位入団の背番号「63」は一軍で結果を出し、見事にこの背番号を手にしました。威力のあるシュート、フィールディング、牽制・・・投手の総合力の魅力を教えてくれた素晴らしい投手でした。そんな晋吾も今年、引退。
そして、西野が続くわけです。「29」に辿り着く道のりはむしろ晋吾にそっくりです。西野も、抜群の制球力が持ち味の投手。
やはり期待してしまう「サンデー勇士」。
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他球団では、秀逸なリリーバーが名を連ねます。筆頭格は鹿取義隆、鈴木孝政。ほかには江本孟紀(※阪神時代)、井川慶、与田剛、小林幹英、杉山賢人、小林誠二、芝草宇宙・・・現役ではなんと言っても小川泰弘か。(あ、井川も現役か)
またかつてはグライシンガーがつけていた背番号でもありました!
野手ではやはり山本和範と石嶺和彦でしょうか。バークレオも捨てがたい。
水島新司界では国立玉一郎・・・(これはイイか。)
でもやはり「29」は素晴らしい投手の背番号。とくにマリーンズにおいてはそれはまた大きな大きな背番号です。その背中に恥じぬ活躍、期待したいと思います!
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