社を出る前に、ひとまず携帯電話で戦況をチェックします。初回に先制を許していました。ここまで7連勝と絶好調の千葉ロッテマリーンズにおいて、その襷を受けた先発投手のプレッシャーはかなりのものだったと思います。
藤岡貴裕投手、いい経験をしています。その中では、よく投げてくれたと思います。
1点ビハインドの状態を小田急で把握し、地元駅到着。我が家はここから徒歩20分なのですが、そこで知ったのが井口選手の同点ホームラン! 今年の野上亮磨投手はかなり素晴らしいので敗戦を覚悟していた中でのこの報せに驚き・・・
金にモノを言わせて「かなちゅう」バスにて帰宅しました。
【5月9日(木)QVCマリンフィールド】
:100 010 000 00 =2
:001 000 010 01x=3
【勝】伊藤(1勝0敗0S)【敗】大石(0勝2敗5S)
【本塁打】(ロ)井口
相手のミスでのサヨナラ劇! 驚きました。
ただ決勝点こそミスによるものでしたが、その中でも勝利を手繰り寄せる要因は多々あったのだと思います。それこそが、今年のマリーンズの強さ。
松永投手、益田投手のピッチングは今日も圧巻でした。
そしてとんでもない防御率となってしまい一度はファームに落ちてしまっていた伊藤投手、この日は面目躍如の三振ショー。
さらにここにも触れたいのです。11イニング、マスクを被り通した江村直也捕手なのです。立ち上がりから不安定な藤岡投手をなんとか導き、その後の継投=投手がひっきりなしに代わり、時にスペイン語ですから(笑)それはそれは大変だったと思います=をしっかり成功させたのです。2安打も嬉しいのですが、それ以上にこの激闘を全うしたことを賞賛したいのです。
首位となりましたが、敵もきっと逆襲をしてくるでしょう。このまま行かないのがペナントレース。しっかり、応援していきたいと思います。
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西武・大石投手にとってはなんとも苦いマウンドとなってしまいました。しかしながら、きっと彼はこれを糧として恐ろしい投手として進化するでしょう。試練こそ、人を育てます。
名勝負を担う役者の到来を、敵チームファンながら期待します。そうでないと、プロ野球は面白くありません。