横濱中華街(3) | 町田ロッテと野球散策

町田ロッテと野球散策

いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 あけましておめでとうございます。・・・といっても中国の話、向こうではむしろ旧正月にあたる「春節」を盛大に祝います。本日2月10日がそれに当たり、カウントダウンイベントもあったようです(こちらもかつて見たことがあるのですが、ブログ開設前の話)。

 この日は運よく休みが取れたので、横浜線沿線に勤める妻を拾って向かったのは横浜・中華街。

 

 

 みなとみらい線、元町・中華街駅。見ようによっては、人々を食べるかわいいモンスターに見えます。とにかく、人が多かったのが印象的でした。さすが、春節です。

 

 元町・中華街駅から最寄りの中華街への入り口は「朝陽門」。とにかく年末のアメ横並みの混雑でしたが、ぐいぐいと進みます。

 そして腹ごしらえをしようと思うのですが、どこもかしこも店頭に行列を作ります(当たり前か・・・)。

「うーん、吉野家にしよっか」

「やだ」

 コンマ2秒のレスポンスでした。

 

 15分待ちくらいで入れたのが、こちらのお店。店頭には、かつて来店した戦場カメラマン渡部陽一氏の笑顔がありました。

 

 前菜にあたる、冷菜。酢だこのようなお肉が絶妙!

 

 フカヒレスープ。

 

 オプションで水餃子。

 

 同じくオプションでピータン。私の大好物、あえてプラスしました。

 

 五色豆腐。

 

 春巻。

 

 エビチリと、エビのマヨネーズ和え。


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 鳥肉の辛味炒め。

 

 そして五目炒飯。

 

 最後に杏仁豆腐。

 

 ラクに「一日30品目」をクリアできたコース、なかなか満足でした。そしてお会計・・・これはびっくりでした。まさかこれだけ食べて、二人で4000円もしないなんて!

 かなり「お得感満載」の中華街ランチでした。

 

 その後関帝廟など、中華街の名所を巡ると・・・

 

 ババババババババ、バン!

 

 轟く爆竹。早速、向かいます。渡部氏は、いません。

 

 

 これぞ中国のお正月、唐獅子でした。

 

 おお、もの凄い迫力です。縁起物なんでしょうか、獅子一団は中華街のそれぞれの商店を回り、店内までも入って寿ぎます。

 

 小気味いい音色を奏でる楽隊。

 

 そしてこれが爆竹箱。近くで、けたたましく爆ぜます。地までも震わせます。

 

 商店を巡る獅子、時にはもの凄いスピードで移動します。そして妻、無邪気に追いかけます。そんなことをして中華街の新年に浸っていたため、『ちびまる子ちゃん』と『サザエさん』は見事に見逃しました。

 うん、これは来年も来よう♪

 

◆◇◆

 最近あまり真面目に書いていなかった読書シリーズ。

☆ジョージ・オーウェル『1984年』

 

 この本に最初に出会ったのは、大学時代。政治学科のゼミの教授に勧められたかと思います。しかし内容は全く覚えておらず、先日読んだ村上春樹の『1Q84』を読んでから再び読んでみたくなりました。

 発表は1949年。第二次世界大戦を終えて、東と西のイデオロギー対立という新しい時代を迎えた中で著者が描く1984年は、言うまでもなく(当時の)未来なのです。

 狂気の時代でした。過去は為政者のために都合よく書き換えられるのです。その中でただ一人「正気」を持っていた主人公に訪れる悲劇は、凄惨そのものでした。言うまでもなく当時のソヴィエト・スターリニズムを風刺した小説ですが、いかなる政体であれ、大いに教訓を得られるものかもしれません。好き勝手にふるまえる為政者にとって最大の追い風は、住民の無知・・・。伊坂幸太郎の『魔王』を引き合いにするまでもなく、人は世に関心を持つことはやめてはいけません。

 今読んでも戦慄が走る、恐ろしい小説でした。

 


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