強い横綱の時代(1・26両国国技館) | 町田ロッテと野球散策

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いやぁ、野球って、本当にいいものですね。

 千秋楽を待たずして、日馬富士が優勝。新横綱として臨んだ先場所の九州はやや萎縮したかの九勝止まり、横綱としては屈辱的な成績だったはずである。しかし二場所目となった今場所は、文句なしの土つかず!見事!

 やはり、横綱はこうでないといけない。最近は白鵬の「一人横綱」に慣れていた中での久々の「二人目の横綱」日馬富士。東西に横綱がいてこそ、番付表もしまる。伊之助が裁き、庄之助が締める。これぞ、大相撲。

 私が相撲を見始めた頃はすでに北の湖の晩年だった。輪島も退いていた。したがって「輪湖時代」は知らない。ところが、千代の富士がいて、隆の里がいた。かつて北の湖はその憎たらしいほどの強さで「江川・ピーマン・北の湖」と「子供たちのきらいなもの」三傑にエントリーされたものだが、私にとっては千代の富士がまさにそうだった。横綱は、憎まれるほど強くなければならない。そして、千秋楽はやはり横綱と横綱がぶつからねばならない。


 日本人力士が元気ないのが気がかりではあるが、とにかく横綱と横綱の時代の到来を喜びたい。角界は、これからも盛り上がる!





・・・実はこの十四日目、国技館に観にいくつもりだった。しかしマス席は昨年のうちに売り切れとなり、今日も朝のかなり早い段階で「札止め」だったとか。むろん、満員御礼である。