当事者と共に学ぶ | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

当事者と共に学ぶ

親を頼れない子どもを取り巻く問題を解決するため、かつて親を頼れなかった経験を持つ若者がそれぞれの立場でスピーチを行う啓発イベント〈コエール〉



今回は当事者のスピーチ動画を事前に収録。この動画を携えて当事者が学校や企業などに出向いてワークショップを開催するという新しいチャレンジをすることになりましたキラキラ



◼️「産んだことを後悔してる」母親から暴言や暴力を受け続け、怒鳴り声が絶えない家で育ちながら保護されないまま大人になった〈虐待サバイバー〉の呑ん。



祖父母からは我慢するしかないと言われ、9歳の時に必死な想いで習い事の先生にSOSのメールを送りますが返信はありませんでした。



「大人になればこの地獄から抜け出せる」その先には自由があると信じていましたが、呑んは虐待による後遺症に今も苦しめられています。



虐待などを受けた子供の脳の機能がダメージを受け変形することが分かってきましたが、呑んも職場でコミュニケーションが上手く取れず転職を繰り返すことに…。



この脳の変形は身を守るための防衛本能だと言われています。鬱やアルコール依存などにも悩まされた呑んは、早く逃げ出せたらこんなに苦しまずに済んだかもしれません。



「誰か味方になって欲しかった」子供のSOSを大人は真剣に受け止めて欲しいと訴える呑んと一緒に、深刻な〈虐待による後遺症〉について考えてみませんか。



◼️母親の再婚相手から暴力を受け続けたトモは10歳で母親との別れを決断します。祖父母に引き取られますが、残り物を1人で食べるなど周りから存在を無視されるような暮らしが18歳まで続きます。



「隠された虐待」とトモは表現していましたが、暴力も受けておらずご飯も食べられていること、さらに一緒に暮らしていないのに母親は授業参観などには顔を出していたそうで



周囲の人は誰もトモの孤独に気づいてはくれませんでした。また子供が自分は虐待を受けていると認めることは辛く難しいことで、トモも1人で生きられていると思い込むようにしていたのです。



ですが精神なダメージは大きく当時トモは誰1人として信用することが出来なくなっていました。家族や友達を作るのは弱い惨めな奴であり、俺は誰よりも強いからひとりなんだと…。


 

そんな孤独な考えを持たざるを得ない子供を1人でも減らしたい。〈隠された虐待〉を隠されたままにしないために一緒にトモと考えてみませんか。



彼らのスピーチはYouTubeの「コエールチャンネル」で公開されます。また動画がアップされたらお知らせしますキラキラ



当事者たちと共に学び、考え、行動のヒントをつかむ〈コエールワークショップ〉を開催してみませんか。詳細と過去のコエールのスピーチはこちらから☞


https://coyell.b4s.jp/