プロセスがリカバリーに… | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

プロセスがリカバリーに…

毎週日曜あさ6時25分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」



今週のゲストも精神疾患や発達障害を抱える人のリカバリーを支援する、就労継続支援B型事業所などを手掛ける〈パパゲーノ〉代表の田中康雅さんです音譜



番組でも何度も取り上げてきた「リカバリー」とは、症状や機能の改善を目的とした医学的な治療を中心にするのではなく、精神疾患を持つ人が自分らしく望む生き方を実現していくプロセスのこと。



そんなリカバリーの体験「回復の物語」は誰かのためになると考え〈パパゲーノ〉では、精神疾患を経験した当事者の語りを絵本や音楽などで表現する



アートプロジェクト「100 Papageno Story(ワンハンドレッド・パパゲーノ・ストーリー)」を手掛けています。



統合失調症の作家「かけるん」さんが自費出版した著書「あなたには生きていてほしい」を原作に、イラストレーターのkaedeさんと共同で飛べない鳥を主人公にした絵本を作成。



何度も何度も空を飛ぼうとしても上手くいかない「かけるん」。飛べない理由は心の病気が原因でした。生きるので精一杯で頑張れと言われてもかけるんは困ってしまいます。



「空ではなく陸で自分らしく生きていこう」飛べなくても「きっと誰かの役に立つはず」と生きている証を残すようになったかけるんの羽はいつの間にか虹色に変わっていました。



またアーティストの庄司友里さんが自身の体験を元に作詞しボーカルを務める音楽「05:44」は、朝方の寝たいけれど眠れない時間をそのままタイトルにした楽曲です。SpotifyやApple Music等で配信しています。



「自分は働けないのでは」など当事者自身が持つセルフスティグマに、表現することを通じて気づくこともあり、プロセス自体がリカバリーになると田中さん。



また「AI支援さん」というアプリも開発。AIが面談やスタッフ会議の音声を記録して自動で文字起こしをするアプリでスマフォで使えます。様々な取り組みをしている〈パパゲーノ〉の詳細はこちらから☞


https://papageno.co.jp/


精神疾患と向き合っている人が「生きていて良かったと思える社会にする」ためにリカバリーを支援する〈パパゲーノ〉田中康雅さんのインタビューぜひお聴き下さい☞