仲間を助けたいという想い | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

仲間を助けたいという想い

毎週日曜あさ6時25分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症を語ろう〜」



あしたも地域密着型介護福祉を実践している〈ぐるんとびー〉の菅原健介くんをゲストに迎え、現地からのSOSを受けて支援に入った、能登半島地震から学ぶことは何かを伺っていますメモ



能登半島は元々高齢化が進んでいて地域によっては50%を超える場所もあり、限界集落というよりも"離島"に近いと感じたと健介くんは話していました。



また被災地に支援に入った人が泊まる場所はなく、輪島から金沢まで車で片道7時間をかけて移動しなければならなかったそうです。



車で現地に入った健介くんですが普段から自家用車には、水、寝袋、簡易トイレ、食料はもちろん斧や鋸など、災害時に5日間は家族が生活できる備えをしているとのこと。



能登半島では2020年から群発地震が続いていました。2022年には震度6弱の地震にも見舞われていて、瓦屋根の古い建物の耐震や防火対策が十分ではなかったのは明らかです。



〈文化とリスクのバランス〉をどうするのか。輪島の朝市は外国人観光客もたくさん訪れる人気観光地ですが、住宅が密集した地域には消防車が入りにくいというマイナス面があります。



「自分の住む場所には大きい地震は来ない」という思い込みを貴方もしていませんか。予測できることをやっていないというのは人災の側面もあると健介くん。



大切なのは平時から繋がっておくこと。ぐるんとびーでは自分達の住む地域で災害が起きた時に、子供達の死者ゼロを目指す「ボウサイダー」というボランティア活動をしています。



福祉避難所でもひとりひとりに合わせてカスタマイズできる所は少ないので、環境の変化に対応できない認知症などケアが必要な人や集団生活が難しい障害者の避難に関しても



災害時にいきなり知らない場所に避難するのではなく、受け入れ施設を予め決めておき平常時に旅行を兼ねて訪問するなど、環境に慣れるための工夫や関係作りをしておく必要があると健介くん。



健介くん達は3月末までは能登の福祉避難所に支援に入るとのこと。被災地支援にスタッフが行っているぐるんとびーを応援してくれる人も募集しているそうです



「勝手にやっていると言われたらそうなんですけど…」と苦笑いする健介くん。今までの中で1番命の危険を感じたというほどの厳しい状況でも、支援に入ると決断したのは「仲間を助けたい」という強い想いがあったからクローバー



奇しくもそんな健介くん達のようにボランティアで被災地に入っている仲間がクラウドファンディングをスタートさせましたDMATのように業務ではないので



被災地の支援や復興に関わる医療・ケア専門職のチーム〈DC-CAT(Disaster Community Care Team)〉は交通費を自腹で賄っています。



全員が専門職として医療機関や介護施設で仕事をしながら、休暇を活用して支援活動に参加していて今後もボランティアとして活動を継続する予定で、移動支援のためのクラファンです。ぜひご協力ください


https://readyfor.jp/projects/DC-CAT




震災はいつ何処で起きるか分かりません。自分や家族を守るためには日頃からどんな備えをすれば良いのか。ニッポン放送「ひだまりハウス」ぜひ菅原健介くんのインタビューお聴き下さい音譜


https://www.1242.com/hidamari/