貧困の連鎖を断つために…

品川総合福祉センターが主催した「ヤングケアラーのためにできること」でご一緒した土屋匠宇三さんが理事を務める一般社団法人〈彩の国子ども・若者支援ネットワーク〉は

埼玉で貧困の連鎖を断つために生活保護など生活困窮に直面する家庭の子供達に、無料で勉強を教える学習教室を開くなど学びを支援する〈アスポート〉という活動をしています

現在、埼玉県内で100教室1900世帯の小中高の子供達にマンツーマンで勉強を教えています。またアスポートの活動で注目したいのは様々な理由で学習意欲が持てないという場合には、根気よく家庭訪問を重ねていること。

学校の先生による家庭訪問が行われていない中で、子供だけでなく親御さんも交えて話し合いをして信頼関係を構築するところから始めているアスポートでは、これまで1万回を超える家庭訪問をしてきたそうです。

そんなアスポートが新たに三郷市にて「子どもの学習・生活支援事業」をスタートさせます。来月3日にキックオフ説明会を開催するそうなので

土屋さん達の活動や学習支援ボランティアに関心のある方や地域で子供達のために何かしたいと思っている方などぜひご参加下さい