誰しも経験すること…
毎週日曜あさ6時25分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」
きょうのゲストもバルセロナとアトランタオリンピック女子マラソンで2大会連続でメダルを獲得した有森裕子さんでした
先週は女性アスリートの無月経の問題について伺いましたが、今週は有森さん自身の身体の変化に関してお話いただきました。トップアスリートは引退後に燃え尽き症候群になることがあると言われますが
今は指導者、メディア、プロとして競技を続けるなど、セカンドキャリアの選択肢が昔よりも増えて将来への不安が軽減されてきたと有森さん。
また女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が低下してくる閉経前後の〈更年期〉に経験する、様々な身体の変化に有森さんも悩まされたそうです。
40代後半に身体が火照り大量の汗をかくいわゆる〈ホットフラッシュ〉を1日に何度も経験。理由が分からず不安な気持ちも強くなり泣いてしまうという症状もありました。
そんな時に講演会でウィメンズクリニックのドクターと話す機会があり、自分の症状がまさに更年期に当てはまることを知り「何で今まで誰も教えてくれなかったの」と思ったと同時に
「病気ではなく女性なら更年期は誰しも経験することでおかしくなかった」とメンタル的に楽になったと有森さん。クリニックで治療を受けることで症状は改善したそう。
更年期は特別なことではないので隠す必要はないと有森さん。女性自身が自分の身体のことをよく知ること、そして男性にも理解してもらうためにも〈語れる〉ことが大切だと話していました。
ニッポン放送「ひだまりハウス」オリンピック女子マラソンメダリストの有森裕子さんのインタビューぜひお聴きいただけたらと思います
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