専門の資格がなくても。。。

きょうはラジオ日本「スマートNEWS」の生放送のあとに八王子に移動し、東京八王子南ロータリークラブ主催の「地域で支える子たちの未来」をテーマにしたイベントでヤングケアラーのお話をしてきました。

元々、国内外の青少年への奉仕活動を活動の軸の一つとしている東京八王子南ロータリークラブでは、「ヤングケアラー」啓発活動を進めようと八王子市と連携協定を今年締結したそうです。

私の講演はその活動の一環として企画されたもので、本当に地域の方が沢山聴きに来てくれました。ステージからもお一人お一人が熱心に耳を傾けてくれているのが分かりました

母が長期入院し不安だらけだった10代の私達きょうだいに山盛りの唐揚げを食べさせてくれた、母の親友の山田のおばちゃんのように「気にかけること」は専門の資格を持っていなくても出来ることです。

気づいた時に繋げる先を知っているかどうかも鍵になります。地域にある〈子ども家庭支援センター〉がヤングケアラー支援の要になりますので

身近に気になった子供がいたならば、見て見ぬふりをせずに小さくてもいいので行動に移してもらえたらと思います。

「必要なタイミングに必要な支援を」12月は高校生が将来の選択を迫られるタイミングです。私の弟も経済的な理由から進学を断念したひとり…。

来月は3つの都立高校でヤングケアラーの授業がありますので、夢を諦めなくていいということ、自分の人生を大切にして欲しいというメッセージを発信してきます