もっと早く出会っていたら。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

もっと早く出会っていたら。。。

先日ヤングケアラーをテーマに精神保健福祉士で杏林大学教授の加藤雅江さんと劇作家の山谷典子さんと対談した記事が今月18日発売の「週刊金曜日」に掲載されましたメモ


2016年に暖かなご飯をみんなで食べたり、勉強したり、遊んだりする子供の居場所となるNPO法人居場所作りプロジェクト「だんだん・ばぁ」を立ち上げた加藤さん。


加藤さんがヤングケアラー支援に取り組むのには理由があります。長年勤めた病院でソーシャルワーカーとして、自殺を図って救命救急センターに運ばれてきた患者さんの支援にあたっていたそう。



自ら命を絶とうとする人達は幼少期に虐待を経験していたり、中にはヤングケアラーだったという人も少なくなく「もっと早く出会っていたら」という思いを強くしたから。



そして劇作家の山谷典子さんは今年1月に上演された演劇集団「Ring-Bong 」の公演 「さなぎになりたい子どもたち」でヤングケアラーをテーマに取り上げました。



演劇を通じて「助けを必要としている存在が私達のすぐそばにいる」と知ることに繋がればと作品に込めた想いを話してくれた山谷さん。



今すぐ何かをすることは出来なくても11人の意識が変わっていくことで、子供達の人生はもちろん私達自身も社会もより良い方向に向かっていければとも。



人として向き合ってくれる大人がたったひとりでもそばに居てくれたら救われることがあります。そしてたった一言に。。。



立場はそれぞれ違いますが充実した対談になりました。「週刊金曜日」ヤングケアラー特集ぜひ読んでいただけたらと思いますクローバー