深い余韻を残す。。。
NHK大河ドラマ「どうする家康」の演出などを手掛ける映像作家の野口雄大さんの映画監督デビュー作「さまよえ記憶」の鑑賞会&舞台挨拶に先日お邪魔しました
監督自身の経験を基に〈記憶〉と〈喪失〉をテーマに親子の絆を描いた作品ですが、24分の短編とは思えない深い余韻と切なさを残す名作です。
河原で行方不明になった息子を探し続ける母親の詩織を永夏子さん。そんな娘を心配しそばで見守る父親をモロ師岡さん。
小さなケーキに蝋燭を立てて独りで祝う息子の誕生日。写真の中の息子もそして母親の時も止まったまま。
身を分けた大切な我が子の記憶は詩織が母親になった記憶。納得の行く別れをしても愛する人と2度と逢えない哀しみは簡単に癒されません。
突然、断ち切られた親子の日々。一生消えることはない苦しみと哀しみを抱えた詩織が出会ったのは竹原芳子さん演じる〈情報質屋〉
1番大切にしている記憶と息子の情報を交換することが出来ると言われた詩織が選択したのは。。。
今月4日から池袋シネマロサにて公開がはじまり、全国順次ロードショーされる映画「さまよえ記憶」ぜひご覧ください🍀
きょう朝6時30分から生放送のラジオ日本「町亞聖のスマートNEWS」でも紹介しました。聴き逃した方はこちらからぜひ☞
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