賢い患者になろう! | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

賢い患者になろう!

ラジオNIKKEIで新しい番組を担当することになりましたキラキラ月一回の放送になりますが「賢い患者になろう!」という患者のための医療番組です。



賢い患者になるためのアドバイスをしてくれるのは認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML(コムル)」理事長の山口育子さんです。




まだ患者が医師と対等では無かった1990年に、受け身ではなく自分の病気をきちんと知り主体的に医療に参加することを目指して活動をスタートさせたCOML。



山口さんは25歳の時に卵巣がんを発症。まだがんを告知していない時代で、病名や病状を隠す医師に「自分のことは自分で決めたい」と意思表示をしたことなど



当時のご自身の闘病の様子やCOMLとの出逢いやこれまでの歩みを一冊の本にまとめていますので、ぜひ手に取っていただけたらと思います本



1990年は私にとっても忘れられない母がくも膜下出血で倒れ車椅子生活が始まった年。母の介護がきっかけとなり伝え手になったのが1995年のこと。



アナウンサー時代から医療や介護の問題をテーマに企画取材をしていましたが、実はCOMLを創設した辻本好子さんとご一緒したことがありました。



2000年の始めは医療事故が相次ぎ医療不信が高まりましたが、そんな中で対立や追及ではなく、辻本さんは医療をより良いものにするために医療者と患者が〈協働〉することを理念に掲げていました。



その辻本さんが2011年に胃がんのため亡くなり、二人三脚で活動をしていた山口さんがCOMLの代表のバトンを受け継ぎ今も活動を続けています。



辻本さんや山口さんが目指してきた「患者が主役」の医療を実現するという同じ目標を持って私も長年、取材や啓発活動をしてきました。



30年の時を経てこうして山口さんと番組でご一緒できたこと自体が医療が大きく変化したことの証だと思います。コツコツ伝え続けてきて本当に良かったですクローバー



またフリーになり最初に声をかけてくれたのラジオNIKKEIさんでしたので再びレギュラー番組を持てて嬉しいです。初回のOA728()1720分から1740分までひらめき電球



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