大好きな歌の道
オンラインならではで今回も全国にあるSOMPOケアさんの約300施設と中継を繋ぎなんと5000人を超える方が視聴してくれました。
去年デビュー55周年を迎えた瀬川さん。お父様はNHK紅白歌合戦にも出場したことのある歌手で小さな頃から歌のレッスンを受けていたそうです。
お父様の指導は厳しく同世代の友達と遊べないなど辛いこともありましたが、振り返ると大好きな歌を55年も歌い続けられていることに感謝しかないと瀬川さん。
おっとりした語り口が醸し出す優しい人柄に多くの人が魅了されバラエティ番組でも活躍しましたが、瀬川さんと言えばコロッケさんによるモノマネも大人気でした。
かなりデフォルメされていましたが子供の頃にお父様から「歌手はモノマネをされるようになったら一流の証だ」と言われていたそうで嬉しかったと話していました。
テレビで拝見していたままで朗らかで気さくな瀬川さんは、なんと瀬川さんのモノマネをするコロッケさんのモノマネも披露してくれました。
歌に差し障りがあってはと大好きな麻雀は長年控えていたそうですが70を過ぎて麻雀を解禁。プロを目指そうと思ったそうですが年齢制限で間に合わず。。。
好きなことに真剣に取り組むのに年齢は関係ないのにと瀬川さん。集中力が求められる麻雀は頭の運動にもなると話していました。Ameba TVの麻雀番組にも出演し著名人対局で優勝もしています。
そして今年3月に喉の手術を受けたという瀬川さん。歌手にとって命でもある喉。もし手術をして前のように歌えなくなったらという不安はありましたが
大好きな歌を完璧に歌えない方が聴いてくださる方に申し訳ないという想いと、80歳まで納得のいく歌を歌うためにも手術を決断。
手術は無事成功したそうですがトレーニングは今も欠かさずにしていて、この日もギリギリまで発声練習をしている声が控え室から聴こえてきました。
昭和最後のミリオンセラーの大ヒット曲「命くれない」やデビュー55周年を記念してリリースされた新曲「愛恋川」など5曲を生歌で披露してくれました。
団塊の世代の瀬川さんは私の両親とほぼ同世代。新曲に合わせて自分でデザインした真っ赤なドレスが本当に素敵でした。
一生をかけられる大好きな歌の道に導いてくれたお父様への感謝を繰り返し口にしていた瀬川さん。これからも歌い続けていきたいとのこと。
真摯に歌に向き合う瀬川さんのお話を伺い、私も自分の好きな「伝えること」のために一生をかけて尽くしていきたいと思いました