失敗を恐れない! | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

失敗を恐れない!


毎週日曜あさ625分からオンエアのニッポン放送「ひだまりハウス〜うつ病と認知症について語ろう〜」



今週と来週のゲストは俳優の山本学さん。去年6月に出演いただいた時は認知症と確定はしていませんでしたが、ご自身の経験が老いに不安を感じている人達の役に立つならと出演を快諾してくれましたひらめき電球



80を過ぎてから2度の手術を受け体重も減少してしまい、手術の影響かは不明ですが幻視を見るようになり朝田先生のクリニックを受診した山本さん。検査の結果、軽度の認知症だということが分かりました。



プラスチックの籠やトランプのスペードなどの図形の幻視は影を潜めていたそうですが、12月頃に粘土細工のようなゴジラの口から赤い舌がベロベロと伸びる幻視が見えたそうです。



山本さんが凄いのは見えるのは仕方がないので、幻視が出たらどうしようと怯えずに「来たな」という心構えでいること。



認知症や軽度認知障害の人が筋トレをしても辛さや痛みを感じにくくなっていることに着目した〈本山式筋力トレーニング〉を受けた山本さん。



強めの筋トレを繰り返すことで生き残っている脳細胞を活性化し、脳と感覚神経を繋げることで再び痛みを感じるようにするものですが



手足から刺激を与えることを意識したトレーニングを続けることで〈思考〉が戻ってきたそうです。前回は手書きの原稿が前みたいにスムーズに書けなくなっていると話していましたが



例えばメガネケースが見当たらなくとも後に回し、原稿を書くことにまずは集中するように。最初から最後まで手順を意識することが良い効果をもたらしていました。



また以前はよく話が脱線してしまったそうですが、相手の話を良く聴くなど当たり前のことを日常の中でひとつひとつ大事にするようにしているそう。



初期の認知症と診断はされましたが「ラジオ深夜便」などのナレーションの仕事も続けている山本さん。急な台詞の追加にも対応できたと嬉しそうな笑顔で話していました。



「これで良いのか」と失敗を恐れてビクビクせずに、きちんと意思を持って行動することや認知症と診断されても怯えないでと山本さん。認知症は生活習慣病のひとつでしかないとも。



ニッポン放送「ひだまりハウス」86歳を迎えた今も現役で活躍し、学ぶ姿勢を忘れず飽くなき探究心を持ち続ける俳優の山本学さんのインタビューぜひお聴き下さいクローバー


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