東京なのに道がない。。。 | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

東京なのに道がない。。。

福山雅治さんが全盲の捜査官役を演じるドラマ「ラストマン」がスタートしました。「沢山の人の力を借りてきた」人を頼ることを知る主人公がバディの大泉洋さんに向けた台詞です。


そして「世の中に不必要な人間などいない」と犯人を諭す福山さん。ラストマンが私達に投げかける真っ当な言葉にこれからも注目していきたいです。



きょうは注目していただきたいプロジェクトをご紹介します。現在、様々な都市の開発が続いていますが渋谷もそのひとつ。山手線のホームが変わりましたが方向音痴の私は今も戸惑っていますあせる



そんな中で視覚障害者の人達の道標になる〈点字ブロック〉の存在をみなさんは普段意識していますか。



母が車椅子だったことから同じように車椅子の人や白杖を使っている視覚障害の方がいると、スムーズに移動できているかがどうしても気になります。



老朽化や摩耗により剥がれている箇所があったり、人や看板や自転車に塞がれてしまっていたり、そもそも敷設されていない道もあり「東京なのに道がない」こと、そして「行きたい場所にたどりつけていない人がいる」



そのことに気づいたメンバーが視覚障害者のための「道」である点字ブロックとアートがコラボしたプロジェクト「STREET ART LINE PROJECT」を渋谷スクランブルスクエア2Fの外通路で実施しています。



当事者と共に検証も行い点字ブロックの機能はそのままに、視覚障害者の方々が街を安心して歩ける、そして街と共に進化し共存してきたストリートアートも楽しむことができる世の中を目指すプロジェクトです。



視覚障害を持つ人の〈道〉である点字ブロックに関心を持ってもらえたらと思います。渋谷スクランブルスクエアでのプロジェクトは57日まで開催していて、そのプロジェクトのためのクラウドファンディングも実施しています☞

https://camp-fire.jp/projects/view/652628