心不全パンデミック | 町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

心不全パンデミック

31回日本医学会総会が主催する『人生100年時代に知っておきたい「心臓」の話』と題した市民公開講座のお手伝いをさせていただきます。415()15時から丸ビルホールで参加費は無料です。



講師は心不全治療のスペシャリスト新潟大学大学院循環器内科学の猪又孝元先生と東京大学医学部附属病院リハビリテーション部主任の天尾理恵先生



そして2006年に心筋梗塞を経験したタレントのブラザートムさんをゲストに迎えて一生付き合う大事なパートナー〈心臓〉について学ぶセミナーです。



ある日突然起こるわけではない心不全は症状が現れてなくても確実に進行していきます。重症化する前にもっと早い段階で医療介入できていたらというケースを沢山診てきた猪又先生。



高血圧、糖尿病、心房細動などを抱えている患者さんの中には診断がついていないだけの「かくれ心不全」が沢山います。



心不全が露呈する前の「かくれ心不全」の段階でいかに食い止めるか。心不全診療ではできる限り早い段階で適切にアプローチすることが最も重要だと指摘します。



また心臓や血管の病気を患った患者さんが、再び病気にならないために行われる取り組み〈心臓リハビリテーション〉には医師や看護師など多種多様な医療従事者が関わります。


 

患者さんの回復や生活の質の向上を支える心臓リハビリテーション指導士という資格もあり、循環器病を予防する要となる重要な人材です。

 


超高齢社会を迎えている日本では老化に関連した病気が増加しています。特に心不全の患者さんが急増していて「心不全パンデミック」とも呼ばれています。



患者数は全国で約120万人、2030 年には130 万人に達すると推計されています。がんの罹患者数が約100万人なのでいかに心不全の患者さんが多いかが分かります。



少し不安があるという方、自分は大丈夫と思っている方など、ぜひご家族と一緒に参加していただけたらと思いますメモ



31回日本医学会総会主催市民公開講座『人生100年時代に知っておきたい「心臓」の話』のお申し込みはこちらから(締切すぎてますがまだ大丈夫です!)


https://isoukai-expo.jp/marubill/index.html